卵白を有効活用、材料3つで作る「エンゼルフードケーキ」のレシピ

みなさん、「エンゼルフードケーキ」というお菓子はご存じですか？

正直あまり聞き馴染みがないという人も多いと思います。私も最近初めて聞きました。

このエンゼルフードケーキは卵白消費にピッタリなお菓子なんです！

卵黄や油を全く加えずに作るのでとってもヘルシーですし、ふわふわモチモチで味まで美味しいです。

「ヘルシーで美味しいスイーツが食べたい」というまさに女性の願望を叶えるような完璧なお菓子なんです。

この記事では「エンゼルフードケーキ」を誰でも簡単に作れるように、材料はたったの3つだけにしてあります。

さらに多少失敗しても最終的に美味しくなる仕組み付きです。

失敗するからお菓子作りに挑戦できずにいる方には、本当に騙されたと思って1度だけでも作ってみてほしいです。

「エンゼルフードケーキ」の材料

タイトルにもある通り、エンゼルフードケーキの材料は3つだけです。
調理時間は40分です。

一般的なエンゼルフードケーキは、薄力粉から作るのですが、ホットケーキミックスを使うことでメリットがあります。

お菓子作りにおいて、エンゼルフードケーキやシフォンケーキ、スポンジケーキのようなメレンゲを立てるお菓子は失敗しやすいです。

一番多い失敗は、メレンゲの泡がなくなってしまったという失敗です。

でも、今回のようにホットケーキミックスを使うことで、中にあらかじめ含まれるベーキングパウダーが生地を膨らませる手助けをしてくれます。

そのおかげで多少メレンゲの泡が潰れてもベーキングパウダーがカバーして、結果的にふわふわのエンゼルフードケーキができあがるのです。

エンゼルフードケーキの作り方

エンゼルフードケーキの作り方はシフォンケーキとほとんど同じです。

事前準備

メレンゲを立てやすくするポイントをいくつか紹介します。

このひと手間でメレンゲの出来がかなり違ってくるので、面倒くさがらずにやっておくことをオススメします。

まずはホットケーキミックスを振るいましょう。
クッキングシートの上に振るうと、あとからボウルに入れやすいです。

次に、メレンゲを立て始める前にオーブンを170℃に予熱開始していきましょう。
この予熱時間ですべての工程を終わらせます。

メレンゲを立てる

準備しておいた、水分を除いたボウルに卵白を入れて冷やしておいたものを全力で泡立てましょう。
ハンドミキサーを持っている方は簡単にできます。
もちろん、泡だて器でも大丈夫です。

ハンドミキサーを持ち上げたときに、ツノがピンと立つくらいしっかり泡立ててください。

ここまでしっかり立てましょう。

続いてグランニュー糖を加えます。
スポンジケーキやシフォンケーキはここで加えるグラニュー糖の量が多いため、何回かに分けて加えるのですが、今回は大さじ1と少量なので全て1度に加えましょう。

グラニュー糖が全体に馴染み、メレンゲにツヤが出てきたら終了の合図です。

グラニュー糖を加えると、ここまでしっかりした泡ができます。
混ぜていても、だんだん重くなってくるのがわかります。

ホットケーキミックスを加える

続いて、事前準備で振るっておいたホットケーキミックスをメレンゲが入ったボウルに加えていきます。

1度に全て入れると、せっかく泡立てたメレンゲが潰れてしまうので、2回に分けて入れましょう。
（レシピより多い量で作る場合は、3,4回に分けてください）

2回目のホットケーキミックスがある程度混ざったところで、泡だて器からゴムベラに持ち替えて、さっくりと切るように混ぜます。
イメージは大きく”の”の字を書くように10回程度グルっと混ぜましょう。

これで生地は完成です。

オーブンで焼く

できた生地を型に流し込み、オーブンで焼いていきます。
焼く前に菜箸などで生地を軽くかき混ぜると、大きな気泡がなくなり、焼き上がりが綺麗になります。

オーブンは170℃25分に設定してください。

焼きあがったら完成です。

写真はパウンド型で焼いています。

甘さ控えめで、ふわふわモチモチのエンゼルフードケーキの完成です。

できあがってすぐに食べても美味しいですが、冷蔵庫で一晩寝かせてもしっとり感が増してさらに美味しく食べられます。

材料は少なくて、油脂を使っていないのに、すごく満足感があるお菓子です。
パパっと短時間でできるので、おやつにもピッタリだと思います。

まとめ

料理やお菓子作りをしていると、卵白が残ってしまうことがたまにあると思いますが、そんなときの卵白消費にはこのエンゼルフードケーキがうってつけです。

材料もたった3つですし、調理時間も40分と短時間でできます。
しかも卵黄やオイルなどの油脂を一切使っていないので、とってもヘルシーなお菓子です。

ホットケーキミックスのおかげで失敗することもありません。

ぜひ一度作ってみてください。