タリンとヘルシンキは、フェリーでわずか2〜2.5時間ほどで移動できる“最も気軽な国境越えルート”。 1日10便以上運航しており、料金も€10〜と非常に手頃。 タリン旧市街から港までは徒歩圏内、ヘルシンキ側も市内中心に近く、日帰り旅行にも最適です。
この記事では、 フェリー会社の違い・港の場所・チケット購入方法・チェックイン・乗船手続き・船内設備・座席事情(実体験) をすべてまとめて紹介します。
タリン ⇄ ヘルシンキのフェリー概要

- 所要時間:約2〜2.5時間
- 運航会社:Tallink Silja / Viking Line / Eckerö Line
- 料金:€10〜€45前後(時期・時間帯で変動)
- 距離:約80km(フィンランド湾横断)
- 便数:1日6〜13便(Tallinkが最多)
フェリー会社の比較(どれを選ぶべき?)
Tallink Silja(最速・最多便)
- 船:Megastar / MyStar
- 所要時間:約2時間
- 料金:€12〜22
- 特徴:最新大型船で揺れに強い、免税店が巨大
- 到着港:West Terminal 2(ヘルシンキ)
Viking Line(最安値が出やすい・市内中心に到着)
- 船:Viking XPRS
- 所要時間:約2時間30分
- 料金:€10〜
- 特徴:市内中心の Katajanokka Terminal に到着するのが強み
- 予約方法:公式サイト / Omio / Direct Ferries
- 到着港:Katajanokka Terminal(ヘルシンキ中心)
Eckerö Line(車利用者に人気)
- 船:MS Finlandia
- 所要時間:約2時間15分
- 料金:€12〜
- 特徴:車持ち込みがしやすい
- 到着港:West Terminal 2
フェリー乗り場(タリン側・ヘルシンキ側)
タリン側:Old City Harbour(Vanasadam)
| 会社 | ターミナル | 住所 |
|---|---|---|
| Tallink | Terminal D | Uus-Sadama 24 |
| Viking Line | Terminal A | Sadama 25 |
| Eckerö Line | Terminal A | Sadama 25 |
- 旧市街から徒歩10〜15分
- トラムでアクセス可能
- カフェ・売店・ロッカーあり(後述)
ヘルシンキ側
| 会社 | ターミナル | 特徴 |
|---|---|---|
| Tallink | West Terminal 2 | トラムで中心部まで10分 |
| Eckerö Line | West Terminal 2 | 同上 |
| Viking Line | Katajanokka Terminal | 市内中心まで徒歩圏内 |
チケット購入方法(3パターン)
① 公式サイトで購入(最も確実)
早めに買うほど安い。夏は満席が多い。
② Omio / Direct Ferries(比較しやすい)
今回私は Omio で予約。アプリで管理できて便利。
③ 当日ターミナル購入
空きがあれば買えるが、価格は高め。
タリン港(Old City Harbour)へのアクセス方法
タリンのフェリーターミナル(Terminal A / Terminal D)は、旧市街から徒歩圏内でアクセスしやすい場所にあります。 公共交通機関も使えますが、荷物が少なければ徒歩が一番シンプルで便利です。
旧市街から徒歩でアクセス(10〜15分)
タリン旧市街(Vanalinn)からフェリーターミナルまでは、 徒歩10〜15分ほどで到着します。
- ヴィル門(Viru Gate)から:徒歩約12分
- タウンホール広場(Raekoja plats)から:徒歩約15分
- 道は平坦で歩きやすい
- 途中にスーパーやカフェがあり、寄り道しやすい
荷物が少ない人は徒歩が最もおすすめ。 道もわかりやすく、Google Maps通りに歩けば迷いません。
トラムでアクセス(市内中心から簡単)
タリン港へはトラムでもアクセスできます。 最寄りは “Linnahall” または “Reidi tee” の停留所。
タリン市内の公共交通機関に関しての詳しい内容はこちら
- トラム1番・2番:市内中心(Viru)から港方面へ
- 所要時間:5〜7分
- 運賃:€1〜€2(購入方法による)
バスでアクセス(ローカル利用者向け)
バスでも行けますが、観光客にはトラムの方がわかりやすいです。
- バス:Bus 2(空港〜市内〜港)
- 空港から直接港へ行きたい人に便利
タリン港(Terminal A)のロッカー情報

- 利用時間:3時間 / 6時間 / 12時間
- 料金:6時間で 4€
- 特徴:時間内なら何度でも開け閉め可能
- 場所:ターミナル入口付近
フェリーまで時間があるときや、旧市街を散策したいときに最適。
Viking Lineのチェックイン・乗船手続き(実体験ベース)
今回私は Omioアプリから Viking Line を予約しました。 タリン港の Terminal A に到着すると、入口付近にある セルフチェックイン機(キオスク)で簡単にチェックインできます。
チェックイン情報(出発2時間前)
- チェックイン開始:出発2時間前から可能
- 必要なもの:Omioの予約番号 or QRコード
- 所要時間:数分
- 発行物:QRコード付きの紙チケット
このQRコードを使って、後で自動ゲートからそのまま乗船できます。
乗船手続き(出発1時間半前)
Viking Line の乗船は、出発の約1時間半前から始まりました。
- 自動ゲートに QRコードをかざすだけで通過
- パスポートチェックなし(シェンゲン内移動)
- 手続きは非常にスムーズ
船内の荷物保管:コインロッカーと荷物保管室
船内には荷物を預けられる設備が2種類あります。
① コインロッカー(自由に出し入れ可能)
- 小〜中サイズ向け
- 船内中央付近
- 乗船中いつでも開け閉めできる
② 荷物保管室(大型荷物向け)
- スーツケースなど大きい荷物向け
- 出発後に施錠 → 到着前に解錠
- スタッフ管理で安心
船内の座席事情:早めに席を確保するのがおすすめ(実体験)
船内は自由席ですが、席数より乗客の方が多いのでは? と感じるほど混雑していました。 乗船直後は、みんな船内を歩き回っていて、席に座らずに過ごす人も多いのですが、 出発後しばらくすると「座りたい人」が一気に増えます。
その結果:
- 席を探して船内をぐるぐる歩き続ける人が大量に出る
- 空席がほぼ埋まる
- すでに座っていても、相席をお願いされることがある(実際に私も相席になった)
私は最初から席を確保していたので問題ありませんでしたが、 「席を探して歩き続ける人」がずっと船内を回っている光景は印象的でした。
荷物が多い人や、歩き疲れている人は、乗船したら早めに席を確保しておくのが安心です。
船内設備(Viking Line)
- カフェ・軽食コーナー
- 免税店(お菓子・お酒・雑貨)
- コインロッカー
- 荷物保管室
- Wi-Fi(無料)
ヘルシンキ到着後の移動
Katajanokka Terminal の前から出ている トラム4番に乗れば、 ヘルシンキ中央駅(Helsingin päärautatieasema)とバスターミナル(Kamppi)まで一本で行けます。
車内の券売機で 「AB」ゾーンを選んで、コンタクトレス対応のクレジットカードをタッチするだけで乗車できます。 とても簡単で、到着後の移動がスムーズです。
まとめ:タリン ⇄ ヘルシンキは初めてでも迷わない
- フェリーは1日10便以上
- 料金は€10〜と安い
- タリン港は旧市街から徒歩圏内
- Viking Lineは市内中心に到着して便利
- Omio予約 → キオスクチェックイン → QRコードで乗船
- ロッカーや荷物保管室が充実
- 席は早めに確保するのが安心(実体験)