”パン作り=捏ねる”というイメージが強いと思いますが、今回は一切捏ねずに作るバケットを紹介します。
捏ねないので失敗知らずで、パン作り初心者の方必見の超簡単レシピです!
Contents
「捏ねないバケット」の材料
・塩・・・・・・・・・・・小さじ1
・ドライイースト・・・・・4g
・水・・・・・・・・・・・160g
・オリーブオイル・・・・・適量
材料はたったこれだけです。
オリーブオイルがない人はサラダ油にしたり、牛乳や水を代用品として使っても大丈夫です。
また、強力粉100%ではなくて、強力粉:薄力粉=3:1くらいで作っても美味しくできます。
外はカリカリ、中はモッチリとしたバケットが食べたいという人は強力粉100%、
外はカリカリ、中は水分量が少なめのバケットは食べたい方は薄力粉と混ぜてください。
「捏ねないバケット」で使う道具
今回使う道具は、ボウル・ゴムベラ・ラップ・クッキングシートだけです。
クッキングシートがない場合は、アルミホイルに薄く油を塗るか、天板に油を塗ってそのまま直に置いても大丈夫です。
「捏ねないバケット」のレシピ
作り方の工程は大きく分けて5つです。
2.一次発酵
3.成型
4.二次発酵
5.焼く
こねる工程がないので楽ちんですよ♪
では詳しく説明しますね。
材料を混ぜる
先程の材料をオリーブオイル以外すべてボウルに入れて混ぜます。
このとき、美味しく作るポイントがあります。
①ぬるま湯を使う。
②3度に分けて水を加えて、水分を均等に行き渡らせる。
①は、イースト菌を活発に働かせるためです。
②は、こねる作業がないため、水分の量に差が出やすいからです。
これがすべてのぬるま湯を入れ終えた状態です。
ですが、時間がない人や面倒な人は、この2つを気にしなくても美味しくできるので安心してください。
一次発酵
一次発酵はラップをかけて常温でじっくり行います。
大体3時間くらいです。
1時間おきにゴムベラを使って、生地を軽く折りたたんであげましょう。
3時間経過するとこんな感じになります。
これにラップをかけたまま冷蔵庫に8‐12時間放置します。
(放置しなくても大丈夫ですが、寝かせた方が水分が行き渡ります)
寝る前に冷蔵庫に入れて朝取り出す とか 通学・通勤前に冷蔵庫に入れて帰ってきてから取り出すみたいな感じで時間はそこまで気にしなくても問題ありません。
バケットの成形
いよいよ成形に移っていきます。
強力粉をまぶした台の上に生地を取り出してください。
まず、少し広げて3つ折りにします。
3つ折りにしたら、さらに2つ折りにします。
バケットの成形では、生地に含まれた気泡を逃げないようにすることが重要です!!!
ここで気泡をつぶしてしまうと、バケット特有の穴が多いパンではなくなってしまいます。
その後、綴じ目を下にして天板に置きます。
二次発酵
天板に置いた生地に湿らせたキッチンペーパーをかぶせて二次発酵開始です。
大体1時間常温で放置しましょう。
1時間経過したら、オーブンを250℃に予熱し始めます。
ここで、バケットの中央にハサミで1本クープと呼ばれる溝を作ります。
クープを入れる専用の道具もありますが、ない場合は包丁や調理用ハサミで代用してください。
そのあと表面にオリーブオイルを塗ります。クープ内にもしっかりオイルを塗り広げましょう。
これですべての準備が完了です。
バケットを焼き上げる
いよいよ焼きの工程です。
250℃に設定したオーブンで20分焼きます。
表面の色づきが悪かったら、様子を見ながら追加してください。
バケットのアレンジ
こんな感じで水分量が多い料理(シチューやスープ)と食べても美味しいですし、シンプルにバターを塗ったりチーズをのせても絶品です。
焼き上げて保存した場合は冷凍庫に保存し、食べるときはトースターで表面を焼くと美味しく食べられます。
まとめ
このパンはほとんど放置するだけでできてしまうので、パン作り初心者さんにはぴったりです。
こねる作業もありません。
しかもとっても美味しいです♪
ぜひトライしてみてほしいです。
他の簡単に作れるパンのレシピも下に貼っておくので、ぜひ参考にしてください。