手作りパンのレシピを紹介します。
材料は5つだけで、最もシンプルな作り方なのでパン作り初心者でも挑戦しやすいです。
Contents
「基本の手作りパン」の材料
今回は小さめのパンを4つ作る分量で紹介します。
・砂糖・・・・・・・・10g
・塩・・・・・・・・・5g
・ドライイースト・・・2g
・水・・・・・・・・・140g
強力粉に対して70%の水分量が一番扱いやすいです。
パン作りをする上で、上記の材料は絶対に必要です。
家にない人はスーパーに売っているので買い足しましょう。
パン作りに必要な道具
パン作りのレシピや動画を見ると普段なかなか使わない道具を使ってますよね?
でも買い足すのは…ってちょっと思いますよね?
そんな方に、実際に私が使っている代用品を紹介します。
→集めるときはゴムベラ、切るときは包丁でOK
②クープナイフ(生地に切れ目を入れる)
→料理ばさみ、もしくは包丁
③濡れ布巾(生地が乾燥しないように覆う)
→湿らしたキッチンペーパー
※布巾を衛生的に保つのが大変なのでキッチンペーパーはかなりオススメ!!
パン作りに慣れてきたり、もっと本格的に作りたくなったら道具を買ってみてください。
基本の手作りパンのレシピ
作り方はとても簡単で、大まかには材料をすべて混ぜ、発酵と成形を行い、焼成するだけです。
パン作りは大変は印象を持つ方が多いですが、待ち時間が長いだけで工程自体はかなり簡単です。
材料を混ぜる
初めにボウルを用意し、水以外の材料を入れます。
ドライイーストに向かって水をかけ、ゴムベラでしっかり混ぜましょう。
ひとまとまりになるまで混ぜたら完了です。
1つだけ気を付けるとすれば、ドライイーストと塩を少し離した場所に置くことです。
理由は塩が持つ殺菌作用がイーストの発酵を妨げてしまうからです。
生地を捏ねる
まとまった生地を捏ねてグルテンを作ります。
グルテン…小麦粉に含まれるグリアジンとグルテニンというタンパク質が水を加えることで結合して作られる網目状の物質
表面に凹凸がなく、ツルツルと滑らかな見た目になれば完了です。
膜が張ったような生地にすることで、イーストが発酵する際に出るガスがパンの内部に溜まるようになります。
一次発酵
捏ねた生地はボウルに戻してラップで覆います。
パン作りの基本は、とにかく乾燥させないことです。
常温で放置し、1時間半ほど一次発酵させましょう。
時間に神経質になりすぎず、パンが1.5‐2倍程度の大きさに成長すれば十分です。
30分間隔で確認してなんとなく大きくなったら発酵終了にしてください。
捏ねた生地を冷蔵庫保存すると、発酵が遅くなります。
3日間であれば持つので、一気に生地を作って少しづつ焼いて食べるとすぐにできあがります。
基本パンの成形
一次発酵後は成形作業に入ります。
大きくなった生地をボールから取り出してガス抜きします。
それから好きな大きさにカットします(カードか包丁で)。
私は4等分(1つ50gくらい)の大きさにしました。
続いて成形に移ります。
表面に膜が張るように丸めて、閉じ口は下に向けましょう。
パンの上部にはハサミで十字に切れ込みを入れました。
二次発酵
成形が終わった生地を、クッキングシートをのせた天板にのせて二次発酵に入ります。
パンは乾燥が敵なので、湿らしたキッチンペーパーか布をかけて湿度を保ちます。
常温で1時間ぐらい放置しましたが、発酵が進まない場合は30分延長しましょう。
成形前より一回り大きくなったら、二次発酵完了です。
焼成
いよいよパンの焼成に入ります。
小さめのパンであれば15‐20分、大きめのパンでも30分ほどで焼きあがります。
オーブンに入れてしまえば待ってるだけで出来上がります。
予熱したオーブンに生地をのせた天板をいれ、200℃で20分焼きます。
焼く前に水かオイルをパンの表面に塗ると、仕上がりがよりパリパリになります。
でも、やらなくても美味しいので問題なしです。
最初は15分くらいで焼いて、足りなかったらもう少し焼くといった感じでやるとうまくいくと思います。
外はカリカリ、中はモチモチでとっても美味しいですよ♪
このまま食べても美味しいですし、パスタやスープと一緒に食べるとイタリアン料理風にもなります。
シンプルな味だからこそどんな料理とも馴染むので、迷ったときはこの「基本の手作りパン」を作っておけば間違いありません。
まとめ
このパンは本当に簡単にできちゃうので、初めてのパンにうってつけだと思います!!
他にも簡単にできるパンはたくさんあります。
下にレシピを貼っておくので、参考にしていただけると嬉しいです。