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【初心者向け】「ちょっとリッチな食パン」の簡単な作り方

 

少し前から、「高級食パン」「生食パン」といった❝食パンブーム❞が起こっています。

「食パン専門店」なんて言葉もよく聞きますよね。

パン屋さんで買うパンは美味しいけど、毎朝パン屋さんの食パンを買うには少し抵抗があるという方もいらっしゃると思います。

そこで、お店で買うような美味しい食パンを家で作れるレシピを考えました。

 

バターの風味もしっかりある、ふわふわでしっとりしたパンです。
しかも、耳まで美味しいです。

専門的な道具は使いません。手順も簡単で、以前紹介した「とっても簡単なパン」とほとんど変わりません。

パン作り初心者の方はぜひ「とっても簡単なパン」から始めてみてください。

 

ではさっそく説明していきます。

Contents

「ちょっとリッチな食パン」の材料

リッチな食パンの材料

まずは材料を紹介します。

・強力粉・・・・・・・300g
・砂糖・・・・・・・・15g
・塩・・・・・・・・・5g
・ドライイースト・・・5g
・牛乳・・・・・・・・150cc
・卵・・・・・・・・・1つ(Mサイズ)
・バター・・・・・・・30g

卵やバターのような油分を含んだものを加えることで、高級食パンのリッチな味わいになります。
保水力もアップするので、しっとりと水分含量の多いパンが出来上がります。

逆に油分がないパンは、さっぱりとした軽い味になります。

「ちょっとリッチな食パン」に必要な道具

いろんな方に挑戦してもらいたいので、専門的な道具は使わずに、できるだけ一般家庭にあるであろう道具を使ってパン作りをしていこうと思います。

ボウルゴムベラは必須です。

それからクッキングペーパーラップも用意してください。

あとは食パンの型です。

今回は、牛乳パックで作ります。

牛乳パックは事前に側面を一面だけカットし、注ぎ口の部分はホッチキスで留めておきましょう。

さらにクッキングシートを内側に敷いておくと後から楽になります。
(一次発酵やベンチタイムの合間に作ると効率が良いですよ)

他にはパウンドケーキの型でも代用可能です。パウンドケーキの型がある人は、そっちの方が綺麗に焼けるので、パウンドケーキの型を使用してください。
(パウンドケーキの型を使う人は、表面にバターを塗るのでクッキングペーパーは必要ないです。)

以上です。

「ちょっとリッチな食パン」の作り方

材料を混ぜる

材料を混ぜる

ボウルには、粉類(強力粉・砂糖・塩・ドライイースト)がすべて入っています。

まずは、卵を溶きほぐして牛乳と合わせます。
(卵はサラサラの液体になるまでしっかり溶いてください。)

同時に粉類が入ったボウルをゴムベラで軽く混ぜます。

続いて、卵と牛乳が合わさった液をすべてボウルに加えてゴムベラで混ぜてください。

材料を混ぜる

写真のようにまとまりが出てきたらOKです。

卵が入っているので、黄みのある生地になります。

「ちょっとリッチな食パン」の生地を捏ねる

「ちょっとリッチな食パン」の生地を捏ねる

先程まとめた生地を台に移して捏ねていきましょう。

捏ねたときの感覚は固めですが、後でたっぷりのバターを加えるので大丈夫です。

表面に凹凸があまりない、比較的綺麗な塊になるまで捏ねます。

表面が滑らかになり、手や台にもくっつかなくなったところでバターを投入します。

少し広げた生地にバターを置いて、生地で包んだら、もう一度捏ねます。

このとき、バターの油分が原因で生地同士の繋がりだったグルテンという組織が切れて、再びベチャっとした状態になりますが、しっかり捏ねるとまとまるので頑張りましょう。

捏ねていくと、バターを入れる前の生地よりも柔らかい、しっとりとした感触に変わります。
表面の質感もより艶やかになります。

「ちょっとリッチな食パン」の生地を捏ねる

ここまできたら捏ねの作業は完了です。

一次発酵

一次発酵

捏ねあがった生地はボウルに戻して、ラップをかけて一次発酵に入ります。

今回も室温で1時間程ゆっくりと発酵させていきます。

一次発酵前の生地と比較して、2倍程度の大きさになれば発酵完了です。

ガス抜きと成形

先程の生地をボウルから取り出し、4等分にカードか包丁でカットします。

カットした生地は1つずつ丸めてください。

この状態に、上から湿らしたキッチンペーパーを被せて、15分間のベンチタイムに入らせます。

15分後、成形していきます。

まず、生地の綴じ目と上に向け、上から軽く叩くようにして丸く広げます。

これを3つに折りたたんでください。

ガス抜きと成形

そのあとは、手前からくるくると巻いて円柱にします。

ガス抜きと成形

これを4つ全部行ってください。

あとは事前に準備しておいた牛乳パックに並べるだけです。
(このときも綴じ目は下にしましょう)

ガス抜きと成形

以上で成形は完了です。

二次発酵

二次発酵

牛乳パックに並べた生地を二次発酵させます。

今回は、室温で45分放置します。

目安としては、生地の1番盛り上がっている部分が、牛乳パックの高さを超えない程度まで大きくなったら発酵完了です。

発酵の途中でオーブンを200℃に予熱させておきます。

焼き

「ちょっとリッチな食パン」の焼き上がり

予熱が完了したオーブンに生地を入れるのですが、その前に生地の表面に牛乳を塗ります。

それを200℃で20分焼いていきます。

実際のパンの型よりも小さいので、早く焼き上がります。
(1斤型で焼く場合は200℃で30分焼きましょう)

裂け目から簡単にちぎれるので、カットの包丁もいりませんよ♪

型から取り出すと…

「ちょっとリッチな食パン」の焼き上がり

お皿に盛り付けます。

「ちょっとリッチな食パン」の盛り付け

こんな素敵な食パンになります!!

もちろんそのまま食べても美味しいですが、バターを塗ったりハチミツをかけても絶品です。

トーストしても美味しいですよ♪

「ちょっとリッチな食パン」まとめ

今回は家庭で作れる「ちょっとリッチな食パン」の材料とレシピを紹介しました。
食パンの型の代わりに牛乳パックを使っているので、みなさんに作ってもらえると思います。

ふわふわモチモチの生地でとても美味しくできます。
休日の朝ごはん用に作ってみてはいかがでしょうか。

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