ラトビアの首都Riga(リガ)は旧市街がコンパクトで歩きやすい街ですが、空港・アールヌーヴォー地区・中央市場・ケメリ湿地などへ行く日は公共交通がとても便利です。 この記事では、チケットの買い方・バスやトラムの乗り方・郊外への行き方・料金・便利なアプリ をまとめて紹介します。
初めてリガを訪れる人でも迷わず使えるように、旅行者目線で分かりやすくまとめました。
リガの公共交通の基本

リガ市内の公共交通は以下の3種類があります。
- トラム
- トロリーバス
- 路線バス
運営は Rīgas satiksme(リガ交通) が一括で行っており、同じチケットで全て乗車可能。 市内の移動はこの3つを使えばほぼ完結します。
チケットの種類と料金(2026年)
旅行者が使いやすいのは以下の5種類。
| 種類 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| 90分券 | €1.50 | 90分以内なら乗り換え自由。最も基本。 |
| 24時間券 | €5.00 | 1日に4回以上乗るならお得。 |
| 3日券 | €8.00 | 2泊3日の旅行に最適。 |
| 5日券 | €10.00 | 長めの滞在向け。 |
| 空港バス22番の車内購入 | €1.81 | 運転手からカードで購入可能。 |
紙のチケットでもオンラインチケットでも料金は同じです。
※料金は2026年時点のもの。
チケットの買い方(スマホ・カード・店舗)
全ての乗り物で運転手からのチケット購入は不可能ですが、空港バスに限って2€で購入することができます。
通常はスマホのアプリもしくはスーパーや券売機で購入することになります
スマホアプリで買う(最も簡単)
公式アプリ 「Rīgas satiksmes koda biļete」 が一番便利です。
使い方
- App Store / Google Play でアプリをダウンロード
- アカウント登録
- チケットを選んでカード決済
- 乗車後すぐに「登録(Validate)」が必須
- 車内のQRコードを読み取る or 車両IDを入力
できること
- チケット購入
- 経路検索
- リアルタイム運行情報
- 停留所の位置表示
👉 旅行者はこのアプリだけで十分。
e-talons(カード式)
紙カードのように使えるプリペイド式。 以下で購入できます。
- Narvesen(キオスク)
- Rimi / Maxima(スーパー)
- 券売機
乗車後に車内端末へタッチして登録します。
店舗で買う
Narvesenで90分券や日数券を購入可能。 スマホが不安な人やバッテリーの減りが心配な方向けです
バス・トラム・トロリーバスの乗り方
バスもトラムもどのドアから乗り降りしても問題ありません。
乗車前に確認すること
- 路線番号
- 行き先(車両前面に表示)
- アプリで進行方向をチェック
乗車したら最初にやること:登録(Validate)
リガの交通は 乗るたびに登録が必須 です。
- スマホ → アプリで「Validate journey」→ QRコードを読み取る
- e-talons → 車内端末にタッチ
👉 登録し忘れると罰金対象になるので注意。
降り方
日本とほぼ同じで、
- 降車ボタンを押す
- 停留所で降りるだけ
Riga空港から市内へ
バス22番(最安で便利)
- リガ空港(RIX)から旧市街方面へ向かう 最も安い移動手段
- 所要時間:約25〜30分
- 料金:車内購入:€1.81(カード決済)/ アプリ購入:€1.50(90分券)
- 運行頻度:10〜20分間隔
- 終点:Centrālā stacija(中央駅) 付近
- 荷物が多くても乗れるが、混雑時間は立つ可能性あり
乗り方
- 空港の到着ロビーを出てすぐ右側にバス停
- 車内でカード決済可能
- アプリ利用者は乗車後に 「Validate(登録)」必須
- QRコードを読み取るか、車両番号を入力して登録
どんな人に向いている?
- とにかく安く移動したい人
- 旧市街・中央駅周辺に宿泊する人
- Boltを使うほど荷物が多くない人
注意点
- 深夜は本数が減る
- 車内はスーツケース置き場が少ない
- アプリ利用者は スマホの充電必須
郊外への行き方(ケメリ湿地など)

リガ市内の交通とは別運営になるので、チケットは別途購入します。
行き先によっても運営している会社が異なるので、駅の券売機か窓口で買うのが簡単です。
ただし、片道ずつ買おうと考えている方は注意が必要で、行き先の駅が小さく窓口が開いていなかったり早く閉まるケースがあります。
後ほど紹介するケメリ湿地やJurmala行きの鉄道はVivi鉄道が運営しています。
ケメリ湿地(Kemeri Bog)
行き方
- Vivi鉄道で「Kemeri駅」へ
- 駅から湿地入口まで徒歩 or バス
※鉄道は Rīgas satiksme とは別運賃。
▶ケメリ湿地について詳しくまとめた記事はこちら
Jūrmala(ユールマラ)
- Vivi鉄道で「Majori」駅へ
- リガ中心から約25〜30分
その他の郊外スポット
- Gauja 国立公園(長距離バス)
- Cape Kolka(長距離バス)
長距離バスも別運賃です。
便利なアプリ
オンラインチケットを旅行中に使おうと考えている方は以下のサイトから購入可能です。
Rīgas satiksmes koda biļete(公式)
- チケット購入
- QR登録
- 経路検索
- リアルタイム運行
- 停留所検索
サイトからだとアクセスに地域制限がかかっており、EU圏外からのアクセスはできません。
VPNを使ってアクセスするか、アプリでの購入がおすすめです。
Mobilly(代替アプリ)
- チケット購入可能
- 複数人分のチケット登録が可能
👉 旅行者は公式アプリだけで十分。
その他:旅行者が知っておくべきこと
検札(チケットチェック)
- 車内で係員が乗ってくることがある
- アプリの「Ticket for inspection」を提示
スマホの充電は必須
アプリ利用者は 電池切れ=無賃扱い になる可能性があります。
荷物
大きすぎる荷物は追加料金が必要な場合あり。
まとめ
リガの公共交通は、
- 90分券 €1.50 が基本
- 乗るたびに登録が必須
- 公式アプリが最も便利
- 郊外へ行く日は鉄道や長距離バスを併用
というシンプルな仕組みです。