新型コロナウイルスの影響で海外渡航が難しくなっています。
それでも仕事上の理由などの理由で飛行機を利用しなければならない人もいらっしゃると思います。
飛行機内は機内の空気が数分おきに入れ替わりますが、それでも密室なのでやはり不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はカナダ最大手の航空会社であるエアカナダのコロナ対策に注目しました。
渡航制限が解消されたら留学やワーホリのためにカナダに向かうという人にはぜひ参考にしてもらえたらと思います。
エアカナダ
エアカナダのコロナ対策を紹介する前に、簡単にエアカナダについて説明します。
日本からカナダに渡航しようとした場合、目的の都市によっても変わりますがほとんどの渡航者が利用する航空会社です。
バンクーバーは日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)が直行便を運用していますが、その他の都市ではエアカナダを利用するのが一般的です。
日本からカナダへはフライト時間が10時間程度を要し、かなり長い時間飛行機で過ごすことになります。
そのためシート座席や客室乗務員(CA)さんとのコミュニケーションなどの快適性が重要であり、最も気になるポイントだと思います。
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しかし最近は新型コロナウイルスが全世界で猛威を振るっていることもあり、コロナ対策が万全なのかも心配ですよね。
これからエアカナダが実際に行っているコロナ対策を紹介していきます。
エアカナダのコロナ対策その1:客室乗務員
客室乗務員さんが行っているコロナ対策は、
①マスクとビニール手袋の着用
②乗客との接触を最低限に抑える
この2点は徹底されていると感じました。
マスクの着用は当たり前かもしれませんが、イヤホンや機内食を渡すときに客室乗務員と乗客の皮膚が直接触れないようにビニール手袋を付けていました。
マスクをしていても会話をすれば防げない飛沫がありますが、その会話もほとんどしなかったです。
さらに乗客との接触が最低限になるよう、機内食や飲料は全員が統一され選択肢を作らないことで会話をしなくても済む仕組みになっていました。
また、通常であれば飛行機に搭乗する際に客室乗務員にパスポートを航空券を手渡して確認してもらう作業がありますが今回はありませんでした。
その代わりに開いた状態で見せて、確認してもらいました。
このような感じで、極力会話も接触もしないということが徹底されている印象でした。
エアカナダのコロナ対策その2:機内食
機内食はかなりコロナ対策がされていると感じました。
先程の客室乗務員のところでも書きましたが、機内食を貰う際に会話が必要ないです。
乗客全員の機内食を統一させることで、どちらを食べたいかという会話が不要でただ貰うだけで済みます。
機内食自体もこんな感じで1つ1つが個包装されていて、直接手が触れないようにしてありました。
さらにこれらがひとまとめに紙袋に入れて配られました。
紙袋の状態で客室乗務員の方から受け取ることで、中の個包装には自分だけが触れられません。
このシステムのおかげで手から手へのウイルスの伝搬はかなり防げていると感じました。
エアカナダのコロナ対策その3:飲料サービス
通常であれば機内で客室乗務員の方が定期的に席を巡回して、ジュースやコーヒーを注ぎにきてくれるのですが、今回はそれが全くありませんでした。
あらかじめ、座席シートに水が入った小さめのペットボトルが置かれていました。
その後機内食が配られるのと同時に新たなペットボトルを渡してくれました。
機内でジュースや温かい飲み物が飲めないのは少し残念ですが、感染対策にはかなり気を遣っているという印象でした。
この飲み物でも選択肢を用意しなことで会話を極限まで減らしているようです。
エアカナダのコロナ対策まとめ
エアカナダは客室乗務員と乗客との会話や接触を極限までなくすことでコロナ対策を行っていました。
それだけでなく、機内食や飲料にも工夫を施すことでさらに感染防止を徹底しています。
100%安心とは言い切れませんが、航空会社も安心して乗客に渡航してもらえるよう、様々なコロナ対策を練っています。
これはエアカナダに限らず、他の航空会社も同じです。
渡航制限が解除されたときには、エアカナダだけでなく他の航空会社も利用してほしいと思いました。
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