この記事では、自宅で簡単にできるベーグルの作り方を紹介します。
調理時間は1時間半です。
密度の高い、食べ応えのあるベーグルができます。
アレンジで、チーズやごまなどをトッピングしても美味しいですよ。
Contents
ベーグルの材料
このレシピでは強力粉50gで1つのベーグルができあがる計算なので、合計4つのベーグルが作れます。
・強力粉・・・・・・・200g
・水・・・・・・・・・120g
・はちみつ・・・・・・大さじ1
・ドライイースト・・・2g
・塩・・・・・・・・・1g
<ケタリング用>
・水1Lにつきはちみつ大さじ1
今回は強力粉に対して水分量は60%です。
一般的なパンに比べてかなり水分量は少なめで、硬め生地になります。
ケトリングについては後ほど紹介します。
ベーグルの特徴
①密度の高い、もちもち食感
ベーグルは中に空気が少なく密度が高いパンです。そんなもちもちのパンを作るには、水分量が少なく発酵時間を短くする必要があります。
②バター、牛乳、卵を使わないシンプルな味
先程ベーグルの材料を紹介した通り、バターや卵のような油分が含まれないので、シンプルでさっぱりとした仕上がりになります。
③ベーグル特有の”ケトリング”
”ケトリング”とは、パンを焼く前に茹でることを指し、ベーグル特有の工程です。”ケトリング”をすることで生地を膨らませ、ツヤのある表面に仕上げる効果があります。
ベーグルの作り方
ベーグルと聞くと作るのが難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、”ケトリング”以外はほとんど普通のパン作りを同じ作り方でできます。
むしろ、二次発酵がないので短時間で作れちゃいます。
ベーグルの材料を混ぜて捏ねる
上記で示した材料を全てボウルに入れ、ゴムベラである程度混ぜましょう。
続いてゴムベラを置き、手で捏ねていきます。
ベーグルは台に生地を出さずに、ボウルの中で捏ねれば十分です。
生地が硬めなので捏ねづらいですが、全体的にしっとりしてきたら捏ね作業は終了です。
パン作りでは表面がツルツルになるまで捏ねることが多いですが、ベーグルは表面がボコボコしていても問題ありません。
ベンチタイム
まとまった生地を4等分にします(薄力粉200gの場合)。
分割した生地は丸めて、湿らせたキッチンペーパーを被せ、ベンチタイムに入ります。
ベンチタイムはおよそ10‐15分です。
ドーナツ型に成形
ベンチタイムを終えた生地をドーナツ形に成形していきます。
まずは転がして棒状に伸ばしてください。
続いて片側を平たく伸ばします。
最後に輪っかにして、伸ばした生地でもう一方の生地を包んだら完成です。
発酵
ドーナツ型に成型した生地に湿らせたキッチンペーパーを被せ、発酵させます。
発酵は室温で30分放置してください。
この間にボウルなどの洗い物を済ませ、ケトリング用のお湯を沸かせましょう。
さらにオーブンを200℃に予熱開始しておきます。
ケトリング
発酵が完了したベーグルをケトリングしていきます。
沸騰する手前のお湯にはちみつをしっかり溶かし、ベーグルを入れてください。
片面1分茹で、合計で2分茹でましょう。
チーズやごまをトッピングする場合は、ケトリング終了後のベーグルにトッピングしてください。
焼く
予熱が完了したオーブンで200℃15分焼いていきます。
焼き上がりはこんな感じです。
左がプレーンベーグル、手前がごまトッピングのベーグル、奥がチーズトッピングのベーグルです。
調理時間は発酵時間や焼き時間もすべて含めて1時間半もあればできます。
ベーグル自体は、ほのかにはちみつの甘味が感じられて、モチモチでみっちりとした仕上がりでした。
食べ応えがあるので、1個でも結構お腹いっぱいになります。
まとめ
今回は自宅で作れるベーグルのレシピを紹介しました。
ベーグルは他のパン作りにはない、”ケトリング”という工程が特徴ですが、それ以外はとても簡単です。
調理時間も1時間半もあれば誰でもできますし、1個でお腹いっぱいになるくらい食べ応えもあるので、ぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか。
他のパンのレシピのリンクを貼っておくので、今後参考にしていただければと思います。
<簡単パンシリーズ>
【初心者向け】「とっても簡単なパン」の作り方