以前、「ILSC バンクーバー校」の初日の流れについて説明しましたが、今回は授業について詳しく書いていこうと思います。
「ILSC」のレベルの分け方
ILSCの特徴の1つとして挙げられるのは、授業を選択できるというところです。
大学の講義のように、自分の興味のある学びたい分野に特化した英語を学ぶことができます。
しかし選択肢の数は初日に行われるレベルチェックテストの結果によって異なります。
当然、英語のレベルが高ければ高いほど、授業の選択肢は豊富です。
しかし、最初に選択できなかったとしても英語の上達によってレベルが上がれば、受けることができる授業が増えていきます。
ILSCのレベルは以下の通り3つに大別されています。
・Intermediate(中級)Ⅴ-Ⅷ
・Advanced(上級)Ⅸ,Ⅹ
そこからさらに細かく10レベルに分けられ、初めのセッション(1セッション:4週間)では同じレベルになった人と授業を受けます。
1セッションが終了すると、また新たに授業を選択することができます。
先程、授業の選択肢について軽く触れましたが、初めのセッションの午前授業は選択できません。
1セッション目の午前授業のに、自分と同じ日に入学し同じレベルだった人と受講します。
ですが、午後の授業は選択しますし、2セッション目からは午前も午後も全て選択制となります。
「ILSC」の授業の構成
コースの種類は、全部で以下の4種類です。
・Part-Time(PM)・・・・・・午後授業のみ
・Full-Time・・・・・・・・午前と午後
・Full-Time Intensive・・・・午前と午後
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このように授業の構成は、自分が選択したコースで異なります。
同様にコースに組み込まれたコマ数に応じて、選択できる授業も異なります。
例えば午前の授業は、文法や発音のように英語の基礎部分を学ぶものがほとんどで、専門的な授業の選択肢は少ないです。
しかし、午前授業のみのPart-Time(AM)のコースのメリットについて詳しく解説している記事もあるので、こちらも合わせて読むと良いと思います。
「ILSC」の授業の種類
ILSCの授業の種類は、60種類以上にもなります。
授業構成のところで授業の種類について軽く話しましたが、授業は基礎授業と専門授業に分かれています。
基礎授業
基礎授業は、主に発音・文法・英会話・英単語・ライティングを学びます。
この他にも、レベルによって高校英語の復習であったり、ビジネス英語や世界的な問題について学ぶ授業もこの基礎授業に含まれます。
また、午前授業のほとんどが基礎授業です。午後授業にもたくさん組み込まれています。
専門授業
専門授業は、あらゆる人達の英語を学ぶ目的に対応しています。
例えば、TOEIC対策やIELTS対策などの試験対策用の授業、医療英語、大学でも使える学問的に特化した英語を学ぶことができます。
さらに、珍しい分野で言えば、ヨガや歌、映画、芸術などを英語を使って学び、実際にヨガをしたり歌を歌ったり、映画を作ったりする授業もあります。
上記のような分野で海外で活躍したい方にはピッタリな学校です。
「ILSC」の授業体系
ILSCは集団授業です。
クラスによって人数にばらつきはありますが、基本的には10-15人くらいです。
また、グループワークが多いと感じました。
与えられた議題を3-4人のグループで話し合い、1つの意見にまとめるといった感じです。
もし、ついていけないと感じたら、アドバイザーに相談してクラスを変えてもらうこともできます。
初めは、自分の英語がとても下手に感じることもあります。
ですが、誰しも得意不得意はあるものです。
例えば、ヨーロッパから来ている子は文法が英語と似ているので、英会話や発音が上手でした。
一方で日本人はボキャブラリーが豊富で、ライティングが得意な印象を受けました。
こんな感じで、決して自分だけが劣っているわけではありません。
自分の苦手なところは、得意な子をマネして上達していきましょう!!
また、語学学校の持ち物について書いた記事もあるので、気になった方はこちらも読んでください。
まとめ
今回は「ILSC」の授業にフォーカスした内容でした。
語学学校は行ったことがない人にとっては、本当に未知な世界だと思うので、留学を考えている人にとって少しでも有益な情報を伝えられていたら嬉しいです。