シンガポールの人気観光地マーライオンに注目
近年、観光地として日本でも人気が高まっているシンガポール。
シンガポールといえば、真っ先にマーライオンを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。この認知度と同様に、「世界3大がっかりスポット」の一つにもなっていることは有名ですよね?
でも実際は全くがっかりじゃありません。むしろめちゃめちゃオススメしたいスポット!!
これからシンガポールを旅行先にと考えている人には、この記事を読んでマーライオンの魅力を知ってもらいたいです!!
Contents
マーライオンの基本情報
言わずと知れたシンガポールのシンボルであるマーライオン。
実は、マーライオンは1964年とかなり最近できたものなんです。
高さは8.6m、重さは70t。
「マー(mer)」とは「海」を意味しています。
現地名 | Merlion Park |
住所 | 1 Fullerton Rd. Singarpore 049213 |
アクセス | ①MRT ラッフルズプレイス(Raffles Place)駅の出口Hから徒歩7分
②MRT エスプラネード(Esplanade)駅の出口Cから徒歩10分 ③MRT シティホール(City Hall)駅の出口Cから徒歩15分 ④タクシー(日本の料金の3分の1程度) |
営業時間 | 24時間見学自由(23時以降放水停止) |
上記のマーライオン公園にある像が最も有名ですが、この他にもシンガポールには多種多様なマーライオン像があちこちにあります。気になる方は以下のサイトをチェックしてみてください。
マーライオンの伝説
マーライオンは頭がライオン、体が魚という形をした架空の生物で、モデルになった話が存在します。
11世紀頃、マレーシアの王子が対岸に1つの島を発見しました。それが現在のシンガポールです。
王子は島への上陸を目指して航海を始めました。
しかし、航海の途中に海が激しく荒れてきました。そこで王子は自分の持っていた王冠を海に投げ入れると、なんと海は静まったのです。
その後王子は無事に島へ上陸しました。そのとき、彼の前に1匹の獅子が現れたのです。獅子は、王子が大地を治めることを許し立ち去っていきました。
この獅子こそマーライオンの頭のモチーフになっている獅子です。
「がっかり観光地」の理由
これまでの話を聞くと、がっかりポイントはあまり無いように思いますよね?
では、なぜ「3大がっかり観光地」の仲間入りをしてしまったのでしょうか…
それは度重なる不運が原因だったようです。
初代のマーライオン像は現在とは違う位置にあり、陸上からは正面から見ることができませんでした。
そのうえ、エスプラネード橋の建設で、さらにマーライオン像が見えなくなったのです。
それだけでは不運は終わらず、ポンプが故障して水が出ない時期がありました。
しかしマーライオン像の移設と修理により、現在ではすべて改善されました。
工事費用はS$7.5百万、なんと日本円にして約6億円という莫大な金額を投入。
定番のトリック写真
マーライオンに言ったらトリック写真!!
中でもマーライオンの口から出た水を飲んでいるように見える写真なんて王道ですよね?
しかし最近はよりユニークな写真を撮る人が増えてきるようです。
例えば、入れる場所を口ではなく目や耳に変えてみたり、シャワーを浴びているように見せている人もいます。
さらにはアイテムを使って、ペットボトルに水を汲んでいる風の写真や傘をさして水を雨に見立てている写真など、それぞれのアレンジで楽しんでいます。
みなさんも旅の思い出にとっておきの一枚を撮ってみてはいかがでしょうか。
マーライオンには夜に行くべし
テレビなどのメディアでもほとんどが日中のマーライオンを紹介しているため、昼に行こうと考えている人もいると思います。
しかし、マーライオンが本当に魅力的な時間は夜です!!
ライトアップされた姿が暗闇で強調されて迫力がアップします。
こんな感じのマーライオンが主役の素敵な写真が撮れます。
時間がある人は昼と夜とで2回訪れてみても、全く違う姿が見られるのでオススメです。(ただし、23時に放水が停止するため注意)
おすすめのビュースポット
マーライオンのビュースポットは以下の2箇所です。
①船上
②マリーナベイサンズの屋上
船上
マーライオンはシンガポールでも人気の観光地なので、どの時間帯でも混雑して写真撮影が難しいです。
しかし、船から撮影すれば別の観光客が写真に写り込みにくいです。
ツアーを申し込むとガイドさんが何枚でも撮影してくれます。
ちなみに私は「エアトリ」というサイトから、航空券とホテルの予約時にオプショナルツアーでこの「夜景満喫!ハイライト観光」を追加しました。
マリーナベイサンズの屋上
宿泊者はもちろん無料で入れますが、他のホテルに宿泊している場合でもチケットを購入すればマリーナベイサンズの屋上の展望台を利用することができます。(ちなみに大人1人の料金は23S$です。)
そのときの写真がこちらです。
すごく綺麗じゃないですか?
写真では確認しづらいですが、マーライオンは右の写真の右端にいます。(肉眼ではわかります)
逆側は「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」という有名な植物園のライトアップが見えます。
実はこのチケット、先ほどのオプショナルツアーに含まれています。
この夜景について詳しく書いた記事があるので、ぜひ合わせて読んでみてください。
まとめ
この記事を読んで、マーライオンに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
そしてシンガポールに行く予定ができた際は、ぜひ夜のマーライオン像を見てきてくださいね。