今回は晩白柚で余りがちな部位でもあるわたの活用方法を紹介します。
晩白柚のわたは活用方法が難しいので、捨ててしまっていたという人も少なくないはずです。
そんな今まで利用しきれていなかった晩白柚のわたを美味しく無駄なく利用するレシピを紹介します。
ちょっとした砂糖菓子風のものを作るので、ティータイムや糖分補給にうってつけのお菓子です。
Contents
晩白柚のわたを利用した砂糖菓子の材料
・グラニュー糖 わたの半分の量
・レモン汁 大さじ2-3
材料はたった3つだけです。
レモン汁の代わりに晩白柚の果汁を使うと、晩白柚の風味が強い砂糖菓子となります。
晩白柚のわたを使った砂糖菓子のレシピ
今回は晩白柚のわたの活用方法を紹介しますが、別に晩白柚の皮のジャムのレシピを紹介しているので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
晩白柚のわたを取り除く
まずは晩白柚のわたを取り除きます。
晩白柚のお尻側に包丁で切込みを入れて、手で剥きましょう。
わたと皮は包丁で切り離していきます。
切り離したわたは大体2㎝角になるようにカットしてください。
わたは長時間煮込みますが、大きさはそこまで変化しないので小さ目に切っておくと食べやすいです。
あく抜き
晩白柚のわたは皮と同様にあく抜きが必要です。
わたとわたtが浸る程度の水を一緒に鍋に入れ、沸騰するまで待ちます。
沸騰した状態で10分間そのまま火にかけ続けてください。
これを水に浸して、搾りましょう。
そしてもう一度水と一緒に鍋に入れて沸騰させ、水に浸し搾ります。
この作業を合計で3回繰り返したらあく抜きは完了です。
最後の水を絞る工程では、きつく搾りすぎず軽く搾るようにしてください。
煮込む
軽く搾った晩白柚のわたとグラニュー糖を鍋に戻して、火にかけます。
最初は中火で沸騰させ、沸騰したところで蓋をしてとろ火で煮込みましょう。
20分間煮込み、その後10分間は蓋を取って水分を飛ばします。
最後の10分間は定期的に混ぜて、晩白柚のわたに焦げが付かないように意識してください。
冷ます
鍋を火から離し、仕上げにレモン汁を加えます。
その後、晩白柚のわたをバットに移し、冷めるまで待ちましょう。
乾燥させる
十分に冷めた晩白柚のわたを網に移し、風通しの良い場所で乾燥させます。
この乾燥期間は3日かかります。
半日置きに面を変えてあげた方がカビが生えにくいです。
十分に乾いた状態で晩白柚のわたを袋に入れ、グラニュー糖を表面にまぶします。
これで晩白柚のわたを利用した砂糖菓子の完成です。
晩白柚のわたを利用した砂糖菓子のアレンジ
レモン汁をかける
晩白柚のわたは、スポンジのような構造をしており、さらにわた自体に味が付いているわけではないので、わたに染み込ませた味にまります。
今回は砂糖とわずかなレモン汁を使って味付けしたので、甘味が強くなっています。
甘めのものが苦手な方は、レモン汁を付けながら食べるとさっぱりして食べやすいです。
冷凍する
冷凍するのもおすすめです。
冷凍した晩白柚のわたは、ムースとシャーベットの間のような食感になります。
砂糖菓子のわたを食べてみると好き嫌いが分かれますが、冷凍するとかなり食べやすくなるのでオススメです。
晩白柚のわたを利用した砂糖菓子まとめ
今回は晩白柚で余りがちわたを利用して作る砂糖菓子のレシピを紹介しました。
晩白柚を余すところなく無駄なく食べられるレシピです。
晩白柚はわたの体積がかなり大きいので、有効活用して美味しく味わってみてください!