今回はアイシングなしアーモンドプードルなしの簡単レモンケーキのレシピを紹介します。
引用: https://livedoor.blogimg.jp/marimo_cafe/imgs/0/b/0bbd29e0.jpg
一般的なレモンケーキといえば、上の写真のように大きめのホールケーキにアイシングをかけるか、マドレーヌ型で焼くものがほとんどです。
しかしこの記事では、アイシングとアーモンドプードルをなしにしてよりレモンの風味と酸味をしっかり味わえるレシピを考えました。
アイシングをなくすことで、用意する材料も少なくなりますし、作業工程も少なくなるので簡単に作ることができます。
さらにアーモンドプードルは高価な材料でもあるので、アーモンドプードルなして作ることで材料費を抑えることもできます。
Contents
アイシング、アーモンドプードルなしレモンケーキの材料
今回は18㎝のホールケーキ型を使用しました。
バター 30g
牛乳 大さじ3
グラニュー糖 50g
卵(Mサイズ) 3個
薄力粉 90g
レモン 1個
卵のサイズはLサイズでも大丈夫です。
上記の通り、アイシング用の粉砂糖やアーモンドプードルは必要ありません。
アイシング、アーモンドプードルなしのレモンケーキのレシピ
ここからはアイシング、アーモンドプードルなしのレモンケーキのレシピを紹介します。
溶かしバターを牛乳と合わせる
はじめに溶かしバターを作ります。
耐熱容器にバター30gを入れてラップを軽くかけ、電子レンジで600W40秒温めてください。
しっかりバターを溶かしたところに、牛乳大さじ3を加えて混ぜ合わせます。
バターは高温のまま使うとレモンケーキの出来上がりが変わってしまうので、粗熱が取れるまでしっかりと冷ましてください。
レモンの下準備
溶かしバターを冷ましている間にレモンの下準備を始めます。
レモンは苦み成分を含んでいる白いワタ以外はすべて使います。
まずはレモンを良く水洗いしてください。
表面の水分をキッチンペーパーで拭き取り、皮をすりおろします。
すりおろし器を使って白いワタのギリギリまですりおろしましょう。
続いて中身のレモン汁を絞ります。
皮をすりおろしたレモンを半分にカットし、fレモン搾り器でレモン汁を取ってください。
レモンの皮をすりおろしたものと、レモン汁は別々に取っておきましょう。
レモンケーキの卵黄液作り
全てのアイシングなしレモンケーキの材料の下準備を終えたところで、卵黄液を作っていきます。
まずは2つのボウルに卵3つ分の卵黄と卵白を分けて入れておきます。
卵黄を入れた方のボウルにグラニュー糖以外の材料を加えていきます。
順番は、①溶かしバターと牛乳、②レモンの皮、③レモン汁、④薄力粉、です。
新しい材料を入れたら、その都度よく混ぜ合わせ、薄力粉を加えた後だけはダマにならない程度に混ぜ合わせてください。
薄力粉を混ぜすぎてしまうと、粘り気が出てきてしまい、レモンケーキの膨らみが悪くなってしまいます。
通常はこの薄力粉をアーモンドプードルで作りますが、アーモンドプードル特有の香りがなくなるので、レモンの香りを強く感じられるレモンケーキになります。
レモンケーキのメレンゲ作り
先程卵白と卵黄とで分けたボウルの内、卵白の方を使います。
メレンゲ作りはハンドミキサーを使わなくても作ることができます。
コツを掴めば、大体10分程度で完成します。
ハンドミキサーなしで作ったスポンジケーキのレシピも公開しているので、家にハンドミキサーがないという方は参考にしてみてください。
【別立て】ハンドミキサーなしのスポンジケーキのレシピ(卵白消費)
今回のレモンケーキではメレンゲの角がピンと立つまでしっかり立ててください。
泡だて器で持ち上げたときにメレンゲが落ちないくらい立てましょう。
レモンケーキの生地を型に流し込む
卵黄液とメレンゲを合わせるのですが、卵黄液のボウルにメレンゲを3回に分けて入れます。
よくあるレシピではゴムベラでさっくり混ぜ合わせると書いてありますが、泡だて器の方が簡単に混ぜることができるのでオススメです。
メレンゲを作るときにハンドミキサーを使わなかった方は、特に泡だて器を使った方が洗い物も少なくなります。
できあがったレモンケーキの生地を型に流し込み、2回ほど15㎝くらいの高さから落として空気を抜いてください。
竹串でレモンケーキ生地をまんべんなく混ぜるようにしても空気を抜くことができます。
レモンケーキの焼成
あとはレモンケーキ生地を焼成するのみです。
170℃に予熱しておいたオーブンにレモンケーキ生地をセットして、170℃30分焼成してください。
焼きあがった生地に竹串を刺して、生地がついてこなかったら内側まで火が通っています。
焼成が足りない場合は3分ずつ足してみてください。
できあがったレモンケーキは15㎝くらいの高さから落とし、再び空気を抜きましょう。
この工程をやらないと、せっかく膨らんだレモンケーキがしぼんでしまいます。
空気を抜いたレモンケーキは、網の上で逆さにして粗熱を取ります。
冷まし始めて10分程度経過したところで全体をラップで覆ってあげると、レモンケーキ内の水分が飛びません。
しっとりしたケーキが好みの人はラップを早めにかけましょう。
反対にそこまでしっとりしてなくてもいいという人は、粗熱を取り切ってからラップを巻けば十分です。
アイシングなしレモンケーキまとめ
今回はアイシングなしレモンケーキのレシピを紹介しました。
ハンドミキサーも必要なく、材料も少ないので、多くの人に挑戦してもらいやすいレシピだと思います。
甘さもくどくなく、レモンが効いたさっぱりとしたケーキです。
気になった方はぜひ作ってみてください。