紅茶のお供といえば「スコーン」
スコーンは材料も少なく作り方もとっても簡単で、短時間でできるお菓子です。
自分で作ると、甘さや水分量を調節して好みのスコーンを作ることができます。
今回は甘さ控えめで水分量が多めのしっとりしたスコーンのレシピです。
甘さ控えめなので、ハチミツを載せたり、ジャムを載せたりして甘さを付け加えてもよし。
クラッカーのように、チーズやスモークサーモンのような塩辛いものを載せても相性バッチリで、パン代わりにもなる優れものです!!
完成はこんな感じです。
スコーン作りは、生地を伸ばしたり、型抜き作業もあるので、お子さんと一緒に作っても楽しいと思います。
Contents
「甘さ控えめしっとりスコーン」の道具
必要な道具は、
・ボウル
・ゴムベラ
・めん棒
・型抜き
・ラップ
・クッキングペーパー
です。
比較的どの家庭にもある道具だと思います。
型抜きがない方は、包丁でカットしても大丈夫です。
包丁で切ると、スタバ風の三角のスコーンができるのでオシャレになりますよ♪
「甘さ控えめしっとりスコーン」の材料
・グラニュー糖・・・・・・小さじ1
・ベーキングパウダー・・・10g
・塩・・・・・・・・・・・小さじ2分の1
・無塩バター・・・・・・・50g
・牛乳・・・・・・・・・・90cc
※有塩バターの場合は、”有塩バター50gで塩は無し”に変更してください。
※グラニュー糖は、スコーンに甘さを加えるというよりも、保水性の向上を目的に入れています。さらに焼き上がりの表面に綺麗に焼き目が付きます。
「甘さ控えめしっとりスコーン」の作り方
冒頭で述べた通り、スコーンの作り方はとってもシンプルで簡単です。
大まかには、①混ぜる、②たたむ、③型抜き、④焼く
のたったの4工程でできちゃいます。
それではそれぞれの工程を詳しく見ていきましょう。
事前準備
最初にすべての材料を量っておきましょう。
その中でも一番最初に量ってほしいのがバターです。
50g測り取ったバターを1㎝角にカットして冷凍庫で冷やしておきましょう。
スコーン作りでは”とにかくバターを溶かさない”ことが重要なので、キンキンに冷えたバターを用意すると溶けにくくなります。
牛乳を先に測る場合も、量り取ったものは冷蔵庫で冷やしてください。
その他粉類(薄力粉・グラニュー糖・塩・ベーキングパウダー)は全てボウルの中に入れてください。
混ぜる
まずはボウル内の粉類をゴムベラで混ぜましょう。
ここに冷凍庫で冷やしておいたバターを入れて、手でこすり合わせます。
バターの塊がなくなるまで、粉と擦り合わせてください。
粉チーズみたいになったところが完了の合図です。
こんな感じで多少は塊があっても大丈夫です。
手の温度でバターが溶けてきてしまった場合は、もう一度冷蔵庫で冷やしてから作業を続けましょう。
とにかくバターを溶かさないことを意識しましょう。
続いて牛乳を加えます。
ゴムベラで混ぜるのですが、あまり混ぜすぎるとグルテンというタンパク質が形成され、粘りのあるスコーンになってしまうので、少し粉っぽさが残るところで止めましょう。
これをラップ上で薄くのばし、冷凍庫で冷やします。
早く冷やすために薄くするので、このときの厚さはあまり気にしないようにしましょう。
5-10分冷やせば十分です。
たたむ
冷凍庫で冷やした生地を、
①めん棒で伸ばす
②3つ折りする
を5回ほど繰り返します。
これを行うことで、パイのような層構造になり、スコーンの歯切れが良くなります。
このとき、ラップに生地を包んだまま行うとめん棒が汚れません。
一番最後に伸ばすときは生地の厚さが約1.5㎝になるように伸ばしてください。
この状態でさらに5分程、冷凍庫に入れます。
型抜きがない方は、丸く生地を伸ばしておきましょう。
型抜き
型抜きの前にオーブンを180℃に予熱開始しておきましょう。
生地を冷凍庫から取り出し、型抜きしていきます。
基本的には、1回目の型抜きしたスコーンが一番綺麗にできます。
型抜きした断面はあまり触らないようにしましょう。
型抜きできなくなったら、もう一度生地を集めて伸ばして型抜きを繰り返します。
型抜きがない方は、丸い生地をピザのようにカットすればOKです。
すべて終わったら、クッキングペーパーを敷いた天板に並べましょう。
焼く
焼く前にスコーンの表面に牛乳を塗ってください。
あとは、予熱が完了したオーブンに180℃で15分焼くだけです。
焼き上がりは
こんな感じになりました。
表面に牛乳を塗ると焼き目が綺麗に付きます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
簡単に、美味しく見た目も綺麗なスコーンができます。
ちょっとしたおやつにもピッタリですし、軽いパンやクラッカーのような前菜としても使えます。
アレンジ次第で無限の食べ方ができるので、ぜひ挑戦してみてください。