日本からバンクーバーに行く場合、その航空券の価格は乾季か雨季かや、直行便か経由便かによって変動します。
また航空会社によって特徴が違います。
そんな航空会社の中でも、エアカナダ、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、大韓航空の4社を徹底比較しました。
どんな人にどの航空会社が合うのかも最後に紹介しているので、バンクーバーに行く予定のある方は最後まで見て参考にしてください。
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「バンクーバー留学」の航空券代
航空券代は時期と航空会社によって変動します。
バンクーバーの場合は、5‐10月が乾期、11‐4月が雨季です。
雨季は観光客も減少傾向にあるので、航空券は安くなります。
つまり、冬のバンクーバーは安く行き来することが可能で、夏のバンクーバーは少し割高になるということです。
雨季のバンクーバー行きの往復チケットの値段に、3‐5万円程度上乗せすると乾季の航空券の値段になります。
また、直行便は当然高価ですが、経由便は安価になります。
直行便の場合、日本からは成田空港か羽田空港のどちらかしか便は出ていないので、名古屋や福岡からバンクーバーに留学するときは国内線を経由する必要があります。
直行便でのベターな航空会社はエアカナダです。
日本の航空会社では日本航空(JAL)か全日本空輸(ANA)からもバンクーバーへの直行便が出ています。
さらに経由便を利用したい場合、韓国経由か中国経由が多いです。
直行便と比較しても3分の2から半分程度の金額で買うことができます。
できるだけ費用を抑えたい、海外旅行に慣れているという方は経由便の方がオススメです。
ではそれぞれを詳しく見てみようと思います。
バンクーバーへの直行便
先程もお伝えしましたが、日本からバンクーバーへの直行便は、エアカナダかJALかANAの3択です。
直行便でも10時間程のフライト時間になります。
エアカナダ
エアカナダは、日本からバンクーバーへの直行便の中では一番安く行ける航空会社です。
とは言っても、比較的安価な雨季でも往復20万円前後必要になります。
直行便の中ではエアカナダが若干安価ですが、飛行機内での会話が全て英語になります。
英語を勉強するためにバンクーバーに行く場合は良い経験になりますが、旅行目的で英語を話すのが不安という方は、次に紹介するJALかANAがオススメです。
エアカナダは機内で観られる映画の種類が充実しています。バンクーバーと日本との間を移動するには10時間近くかかるので、暇つぶしには困りません。
また受託荷物は23㎏の荷物を2つまで預けることができます。
日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)
日本の航空会社を利用すると、航空券は往復で約25万円必要となります。
日本の航空会社はどちらもシートがゆったりとしたサイズで作られているので、長時間の移動でも疲れにくくなっています。
また、CAさんが日本人という点も安心です。
両者の受託荷物もエアカナダと同様に23㎏の荷物を2個まで預けることができます。
バンクーバーへの経由便
どの国に行く場合でも、経由便の方が直行便に比べて安く航空券を買うことができます。
経由する国によって値段に影響しますが、バンクーバーへの経由便の場合は中国か韓国がオススメです。
他の国もありますが、あまりにも遠回りだと到着までに時間がかかりすぎてしまい、その分疲労も溜まりやすいです。
なので、経由する場合は中国か韓国を経由するといいと思います。
ただし、経由地での空港の滞在時間があまりにも長いとホテルを予約するか、空港泊しなければならなくなるので、3‐4時間くらいの滞在時間がベストでしょう。
韓国からの経由便
韓国を経由してバンクーバーに向かう場合、大韓航空を利用します。
大韓航空も日本の航空会社と同様にシートがゆったりした作りになっています。
ただし、日本から韓国までの移動に使われる飛行機は小さめの機体が使用されることが多いので、少し窮屈です。
ですが値段は往復10万円程度でバンクーバーまで行くことができます。
また、機内食はビビンバなどの本格的な韓国料理を食べられますし、経由地点での仁川空港でも韓国料理を食べられるのでオススメです。
大韓航空を利用する場合も23㎏以内の荷物を2個預けることができます。
まとめ
ここまで紹介してきたように、バンクーバーへの便は乾季か雨季かによって、また直行便か経由便かによって価格が変動します。
さらに、航空会社によってシート幅や話せる言語なども異なります。
初めて海外旅行をする方や英語を話すのが不安という方は日本の航空会社であるJALかANAがオススメです。
一方で、海外旅行に慣れている方や留学など英語の習得を目的とした方、加えて費用を少しでも抑えたい方は経由便である大韓航空がオススメです。
バンクーバーへ行く目的や自分が最も重視する点を考慮して、航空会社を決めるといいでしょう。