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デンマークWHV(ワーキングホリデービザ)現地申請から取得まで

ここではデンマークのワーキングホリデービザを現地で取得する方法を紹介します。

日本から申請するのが通常ですが、デンマークに到着してからでも申請することが可能です。

デンマークワーホリホリデーの条件

まずデンマークのワーキングホリデー制度を利用することができる人には条件がいくつかあります。
これは他のワーキングホリデー協定国とほとんど変わりありません。

  • 18-30歳の日本国籍者
  • デンマークのワーキングホリデー制度を過去利用したことがない
  • 口座残高が15000クローネ以上
  • 1年間の滞在と滞在中6か月間の就労が可能
  • 人数制限なし

18-30歳の日本国籍であることとデンマークワーホリ制度を利用したことがないという条件は他のほとんどのワーホリ協定国と同じ条件です。
また、いくつかのサイトに日本在住という条件が書かれていますが、私自身デンマークに到着してから申請したので、条件には含まれません。

滞在期間については最大1年間許可され、就労に関しては1年間の内最大で6ヶ月許可されています。

2024年11月現在、デンマークへのワーホリビザの発行数に上限はないので、基準をクリアすれば誰でもビザを貰えます。

ビザ取得に必要なもの

デンマークのワーキングホリデービザは基本的にはオンラインでの申請になります。現地で窓口に行って直接申請することも可能ですが、私もデンマークに着いてからオンラインで申請しました。

  • パスポート(全ページコピー)
  • 残高証明書(最低15000クローネ以上+往復航空券代)
  • 申請書

オンラインで申請する場合、パスポートのコピーと残高証明書を添付するページがあるので、実際に現地に持っていく必要はありません。

海外保険加入証明書や証明写真が必要と記述されているサイトもいくつかありましたが、少なくともデンマーク国内で申請する場合は必要ありませんでした。

口座残高についてはデンマーク語表記もしくは英語表記でも問題ありません。通貨はデンマーククローネが好ましいですが、私自身がオーストラリアドル建てで提出したので、ユーロ€やアメリカドル$でも問題ないと思います。不安な方はデンマーク政府のサイトから確認した方が安心だと思います。

ビザ取得までの流れ

デンマークのワーキングホリデーの申請は①オンラインで申請②SIRIで生体認証③郵便でビザを受け取る、という流れです。

オンラインで申請

デンマークのビザを申請する場合、New to denmarkにアクセスします。

まずはYou want to applyをクリックし、どのビザに申請したいのかを選択します。

ここではWorking Holidayビザを選択しますが、学生ビザや就労ビザをゲットしたい場合でも同じようにNew to denmarkから申請が可能です。

How to applyをクリックすると申請用のページを開くことができます。
続いて、②のComplete the aoolication formをクリックしてください。

下にスクロールするとUse the online form WH1という青いボタンが見えると思います。
オンラインで申請したい場合はこのボタンをクリックします。

紙の応募用紙を印刷して窓口に持っていきたい場合は、さらに下にスクロールしてDownload the printable form WH1のファイルを選択して印刷しましょう。

申請用のページに移動すると、まずは自分のユーザー名をパスワードが表示されるので、これを控えておいてください。

次のページで先ほどのユーザー名とパスワードを入力し、ログインしてください。

Begin a new applicationを選択します。以前応募用紙を途中まで入力済の方はContinue a previously saved applicationを選びましょう。

ここでは基本的な個人情報を入力します。
名前や生年月日、性別、メールアドレス、パスポート番号などです。

CPRナンバーやパーソナルIDを記入する欄もありますが、ビザ申請時に持っている人はほとんどいないと思うので無視で問題ありません。

続いての質問は、この応募用紙を申請する際にすでにデンマークにいるか否かなので、現地で申請希望の人はYesです。それ以外の人はNoになります。

さらにデンマークのビザの配布の可否が下されるまでデンマークに滞在予定か否かを聞かれているので、現地で申請する人はYesを選びます。

続いて、市民権を所持している国を選択します。Japanにチェックを入れましょう。
もちろん他の市民権を所持している場合は他の選択肢から選択することになります。

この後Case order IDという番号が表示されるので、スクリーンショットをするなどして控えておいてください。現地で生体認証する際に求められることがあります。

最後に必要書類をアップロードします。
表紙を含むパスポートの全ページのコピーと銀行口座の残高証明書(15000クローネ以上+航空券代)をアップロードしてください。

その後はデンマークのワーキングホリデー制度についてや、記入事項の確認、虚偽の情報がないかなどの文章が続きます。

SIRIで生体認証

オンラインでの申請を終えると申請完了の通知がメールで届きます。

それと同時にSIRIで行う生体認証の予約ができるようになるので、メールが届いたら早めに日程を確認して予約しておきましょう。

SIRIでは入り口入ってすぐに発券機があるので、予約確認のメールに記載されている予約コードを入力してください。

あとは待合スペースで自分の番号が画面に表示されるまで待機します。

番号が呼ばれたら、指定されたカウンターに行きパスポートとワーホリビザの申請完了メールを見せました。確認が取れたら生体認証をします。

このときにビザを送るための住所を聞かれたので、自分が住む予定の場所を伝えてください。デンマークでは自分が住む場所を申請する必要があります。ポストには名前がないといけません。AirbnbやWorkawayなどで家を探した人の場合は自分の名前を申請してもらう必要があります。ポストにも名前を付けてもらうか、ポストにあらかじめ付いている名前をSIRIの人に伝える必要がありました。

郵便でビザを受け取る

ビザは郵送で届きます。

私の場合は2ヶ月かかりました。デンマークに来る前に他のヨーロッパ諸国を旅行していたのでシェンゲンの規定の3か月は過ぎていたので少し心配でしたが、ビザが下りるまでデンマークから出国しなければ問題ありません。

ビザの期間を見ると、私が入国した日から1年間をカウントされていました。ビザ発行日は入国日からおよそ2ヶ月後で終了日が1年後だったので、ビザ発行日からは10ヶ月間の滞在が認められていました。

つまり、入国してからの2ヶ月間もワーホリビザの期間内の1年にカウントされて、正式にビザ発行後からの滞在期限が10ヶ月となっていました。

ビザ取得後はInternational HouseにてCPRナンバーの発行をする必要があります。CPRナンバー取得に関する内容は別の記事で詳しく説明しています。

デンマークWHVで自営業は不可

ちなみにデンマークのワーキングホリデービザで自営業を行うことは禁止されています。このルールはワーキングホリデー協定国によって異なります。自営業を行える国もあれば、決められたルールの範囲内で可能な国、デンマークのように不可の国ももちろんあります。

まとめ

ここではデンマークのワーキングホリデービザの申請、特に現地でのやり方について紹介しました。

海外からオンラインサイトNew to denmarkで申請し、現地で生体認証することも可能です。

デンマークの場合、申請からビザ取得までに2-3ヶ月かかるので時間にゆとりを持って手続きを始めることをお勧めします。

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