日本では年末に確定申告を行うようにオーストラリアでは年に一度タックスリターンを行う必要があります。今回はそのタックスリターンの方法を紹介します。
オーストラリアでも基本的に税理士に任せることが多く、費用は必要ですが無駄なストレスなく簡単に申請できるのでオススメです。
タックスリターンとは
まず簡単にタックスリターンについて説明すると、オーストラリア版の確定申告です。
通常は7月1日から6月30日の間に1AUD以上の収入のあった全ての人が、7月1日から10月31日の期間中に行うことが義務付けられています。基本的にはTFN(タックスファイルナンバー)を持っている人は毎年度申告が必要です。日本の確定申告と同様に自分で申告できますし、税理士に委託することもできます。
委託するメリット
自分で申告することももちろん可能ですが、委託するのが手っ取り早くオススメです。
いくつかメリットがあります。
時間と労力の削減
英語が堪能でタックスリターンなどの作業に慣れている人であれば自分でできると思いますが、日本で確定申告するだけでも難しいのにそれと同様の業務を英語で行うとなるとかなり面倒です。
より一層の時間と労力が必要になるでしょう。
日本語で依頼できる
オーストラリアでは日本人のワーキングホリデーの人数制限がありません。以前からワーキングホリデーの渡航先をして人気がありましたが、コロナ開けでより一層人数が増加傾向にあります。そのため日本人向けのサービスもかなり充実しており、タックスリターンの依頼も同様に日本語で行うことができます。
実際に私が利用したのはEzy Tax Solutionsという会社です。個人のタックスリターンであれば128AUDで全ての手続きを代理で行ってくれます。
Ezy Tax Solutions
実際に私がタックスリターンに利用したEzy Tax Solutionsについて少し詳しく話します。
この会社は依頼がすごく手軽に終えられるところが魅力です。パソコンからでなく、スマホなどのタブレット端末で気軽に完了します。
用意するものも実質ペイスリップのみです。もちろん依頼の際にはメールアドレスや住所などの基本的な個人情報やタックスリターンの際の返金を受け取るための銀行の口座情報などを入力必要があります。依頼料はクレジットカードで支払うこともできますし、返金分から差し引いて払うこともできます。
書類や申請内容に不備があってもメールで迅速に対応してくれますし、その点日本語だと安心できます。経費として落ちるのかわからない場合なども質問できますし、間違いなく確実にタックスリターンを申告できるのも魅力です。
私の場合、依頼してその日のうちに申請を完了していただいて返金自体は依頼日から5日ほどで受け取りました。
7月の初旬だと混雑している可能性が高いので8月頃を狙うとスムーズに進められると思います。
依頼の方法
外部に依頼してタックスリターンを申告する場合、基本的に自分が行うことはほとんどありません。
私のようにEzy Tax Solutionsに依頼する場合はこんな感じです。
基本的には個人でのタックスリターンという項目に進めば問題ありません。その他オーストラリア国内で事業を行っている場合や不動産の所持および投資などを行っている人も追加で料金が必要になってきます。個人の場合は手順に従って基本的な個人情報や口座情報を入力していき、必要な書類を添付するだけで完了です。書類はペイスリップは確実に必要です。その他経費になるような物品の購入などがあれば取引の確認できるレシートか領収書などを準備しておきましょう。最後に支払いを済ませるか返金から差し引いてもらうか選択して完了です。返金分からの差し引きを選択した場合は通常の料金128AUDよりも追加で33AUDが請求されるので、よほどの理由がない限りは先にクレジットカードで支払いを済ませるのが無難かと思います。
まとめ
ここではオーストラリアでのタックスリターンの方法を説明しました。ノンストレスで手早く終わらせたい、英語だと少し不安だから日本語で手続きしたい、そんな人はEzy Tax Solutionsにタックスリターンをお願いしてみてはいかがでしょうか。