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長距離列車Queensland Railブリスベン⇔ケアンズ|オーストラリア

オーストラリア国内の移動はどのように行っていますか?オーストラリアは国土が広く、都市間の移動も長距離なので、飛行機での移動も一般的ですが、ここではクイーンズランド州での移動をについて長距離列車の提案をしたいと思います。距離や時間帯によっては飛行機よりも快適で時間の節約にもなります。

ブリスベン⇔ケアンズ間の移動

オーストラリアの中でもクイーンズランド州の有名な都市であるブリスベンとケアンズ間の移動についてです。二都市の距離はかなり長く、ファーム生活や観光で有名なスポットが点在しています。もちろん可能であれば自家用車での移動も視野に入れていも良いと思いますが今回は公共交通機関に限って紹介します。

基本的には以下の手段のいづれかになります。

  • 飛行機
  • 長距離列車(Queensland Rail)
  • 長距離バス(GreyhoundAustralia)

それぞれの移動手段に特徴があるので、分けて説明します。

飛行機

オーストラリアは空港が至る所にあり、飛行機での移動も手軽に行えるのが魅力です。オーストラリア国内の移動となると、カンタス航空かカンタス航空の子会社であるジェットスターエアライン、ほとんどオーストラリア国内のみの運行であるRegional Express(rex)Virgin Australiaの4択になります。

カンタス航空はこの中で唯一のフルサービスの航空会社です。その子会社のジェットスターエアラインはこちらも唯一のLCCです。残りの2つはフルサービスとLCCの中間に位置しています。

ジェットスターエアラインは航空券自体の価格は安いですが、サービスがほとんどないことに加えて座席にゆとりが少なく、預け入れ荷物を追加する場合は追加料金が必要です。留学やワーホリなどでオーストラリアに来ている人はほとんどが大きめのスーツケースを持っていると思うので、航空券プラスαの料金がかかると覚えておきましょう。

カンタス航空はカンガルーをシンボルにしており、オーストラリアの航空会社といえば思い浮かべる人も多いと思います。フルサービスなので機内食やドリンク、アメニティなどのサービスはもちろん座席のゆとりも大きく移動も負担になりにくいです。

Regional ExpressとVirgin Australiaは利用する空港にもよりますが、今回のようにブリスベンとケアンズ間の移動であったりシドニーやメルボルン、パースといった大都市間の便では預け入れ荷物も枠が設けられています。さらにドリンクや軽食のサービスもあります。座席もLCCよりは格段に大きなスペースが確保されています。

Regional ExpressやVirgin Australiaはジェットスターエアラインの航空券+預け入れ荷物の追加料金と同等またはそれより安く予約できることも多いので、どちらかの航空会社を利用するのがオススメです。

長距離電車(Queensland Rail)

オーストラリアでは大都市から小都市へ移動するのに便利な長距離列車があります。クイーンズランド州ではQueensland Railがブリスベンを中心にそれぞれの都市へ路線が伸びており、ケアンズまでも列車で直接移動が可能です。特にワーホリで来ている人はビザ延長のためにファームに行く人が多いと思います。車が無いと田舎に移動するのは難しいように感じますが、そんなファームへも長距離列車だと行きやすいのが魅力です。飛行機に比べると乗車時間自体は長いですが、飛行機はチェックインや預け入れ荷物の受け取りなど搭乗時間以外の時間が長いです。距離にもよりますが、トータルで見ると長距離列車も飛行機を同じくらいの時間で移動できます。

長距離バスGreyhoundAustralia

最後に長距離バスの選択肢を紹介します。時間帯によっては飛行機や電車よりもいい選択肢の場合があります。大都市から小さな都市への移動であれば長距離バスはかなりオススメです。GreyhoundAustralia というバス会社が運行しています。クイーンズランド州だけではなくオーストラリア全土を網羅しているので、国内移動の予定がある場合は一度チェックすることをオススメします。一応ブリスベンからケアンズへのバズも1日数本あるようですが、乗り換えが必要な上に30時間という超長旅になります。

Queensland Australia(クイーンズランド オーストラリア)の予約

クイーンズランド州内の移動に便利なQueensland Australia(クイーンズランド オーストラリア)。予約は基本的にオンラインで行いますが、ブリスベンの中心地であるRoma St.駅などは窓口での予約が一応可能です。QueenslandRailの公式ページからの予約はこちらから可能です。

予約完了のメールが登録したメールアドレス宛に送られてくるはずですが、送られてこない場合があるみたいです。まずはスパムのページを確認してみてください。実際私も送られてこなかったので、予約完了時にBOOKING NUMBERはスクリーンショットして保存しておきましょう。もしくはアカウント作成を予約前にしておくことで、いつでもログインして予約の確認ができるようにしても良いと思います。チケットがない場合は電話で問い合わせるか、駅のホームにQueenslandRail用の窓口がある場合は直接問い合わせても問題ありません。私の場合、電話がなかなか繋がらず、さらには窓口も閉まっていました。荷物を預かりのスタッフの方に事情を説明すると、ホームに問い合わせ専用の黒い電話があるからそれで確認してみてと言われました。一応電話で本人確認の末、無事メールアドレスに電子チケットを送ってもらうことができました。しかし、私が利用したのがブリスベンのRoma St.駅というかなり大きな駅だったこともあって電車の往来が多くて、相手の声がほとんど聞こえませんでした。なので黒い電話での問い合わせはできる限り避けた方がいいです。

乗車までの流れ

電車のホームには30分前に到着しておく必要があります。さらに預け入れ荷物は乗車1時間前から30分前までの間に預かってくれます。預ける場合は電子チケットを見せてから行先と連絡先を係員に伝えます。ホームに行くときには特に改札のようなものがないので、外からも自由に出入りが可能です。乗車自体は大きな駅でも予定時刻の10分ほど前から開始です。電子チケットに座席の番号が記載されているので、頭上の棚にある番号と参照して自分の席を見つけてください。電子チケットの確認は乗車後にチェックがあります。ここで表示できないと無断乗車とみなされてしまうので心配な方は予備で印刷したものを持参しておくと安心です。電子のチケットに自分の席番号が記されています。大きめの手荷物を持っている場合はドア付近に荷物を置くスペースがあります。座席の頭上にもラックがあります。

電車の中身

座席はA席とB席から選択可能です。ゆったり移動したい方はA席でもいいですが、B席でも十分すぎるほどゆったりしています。シートの幅も広いですし、足も十分に伸ばせます。足置きもあるので、靴を脱いでリラックスすることができます。

長距離電車の場合預け入れ荷物がチケット料金に含まれています。1人当たり20㎏の枠が与えられています。預け入れ荷物には飛行機と同様にタグをつけてもらい、その半券が貰えます。荷物の受け取り間違いが起こらないようにするための物なので、下車後に荷物を受け取るまで失くさないように保管しておきましょう。もちろん手荷物の持ち込みも可能です。手荷物の許容量も20㎏までなので預けると盗まれるか心配な方は全て持ち込んでしまうのもあるだと思います。

さらにファーストクラスの予約をした方は預け入れ荷物の許容量が20㎏×2となります。

車内にはUSBポートがあります。スマホや充電やパソコンなどの作業に利用してください。一応Wi-Fiも完備してありますが利用客が多いからか接続しづらい場合があります。さらに電車の路線のほとんどが民家のない大自然を走る抜けていくので、インターネットの接続もイマイチです。

まとめ

今回はオーストラリアのクイーンズランド州を移動する手段について紹介しました。ワーホリや観光目的でも訪れる人が多いと思います。車のレンタルをしなくても地方に電車やバスが通っている場合も多いのでぜひチェックしてみてほしいです。特に長距離電車であるQueensland Australiaは座席もゆったりしており、荷物許容量も飛行機以上に大きいです。

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