Qantas Airways(カンタス航空)はオーストラリアのシドニーキングスフォードスミス国際空港を拠点とする航空会社です。
ここではカンタス航空のサービスの内容や機内食、拠点となっているキングスフォード国際空港について紹介します。
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Qantas Airways(カンタス航空)
Qantas Airways(カンタス航空)は南半球で最大の航空会社で、オーストラリアのシドニーキングスフォードスミス国際空港を拠点としています。
カンガルーのシンボルマークが特徴的な航空会社です。
1920年創業で100年以上の歴史を持っています。オランダのKLMオランダ航空とコロンビアのアビアンカ航空に次いで世界で3番目に古い航空会社でもあります。
最も大きい特徴としては飛行機事故の少なさです。2023年のSKYTRAXによる航空会社ランキングでは「最も安全な航空会社」という項目で1位を獲得しています。
カンタス航空のLCCラインとしてジェットスターエアラインの経営も行っています。
世界的にも人気の高いエミレーツ航空と業務提携を行っており、オーストラリアとヨーロッパを結ぶフライトでコードシェアをすることが多いです。
シドニーキングスフォードスミス国際空港
カンタス航空の拠点であるシドニーキングスフォードスミス国際空港は、オーストラリアに訪れる観光客にとっての玄関口となっています。
空港内はターミナル1からターミナル3まであり、ターミナル1は国際線専用、ターミナル2は国内線専用、ターミナル3はカンタス航空専用となっています。
ターミナル間の移動は無料シャトルバスの場合、5:30~22:30の時間内は15分間隔で運行されています。移動時間が10分程度です。
電車でも移動は可能ですが料金が発生し、ピーク時間中は片道8.5AUDでピークオフ時は片道7.3AUDです。
夜11時から朝6時までは飛行機の離発着がありません。
ターミナル1(国際線)
セキュリティーエリア前の3階にシャワー設備があります。
さらに出国エリアのゲート31・51付近、ゲート24付近には男性専用のシャワールームがあるみたいです。
フリーWi-Fiも完備されており、Sydney Airport Free WiFiを選択してください。
Baggage Storageはセキュリティエリア前の出口A付近にあります。
国際専用のターミナルということもあってご飯系のお店がかなり充実しています。
マクドナルドやハングリージャックスなどのハンバーガーやサンドイッチのお店はかなり多いです。オーストラリア発祥でショッピングモールなどでもよく見かけるお惣菜やサンドイッチのお店Soul Originもあります。
ターミナル2(国内線)
フリーWi-Fiはターミナル1と同様に完備されており、Sydney Airport Free WiFiを選んでください。
Baggage Storageはゲート49付近にあります。
レストランもショップも充実しているので、空港内で散策してフライトまでの時間を十分に楽しめると思います。
ターミナル3(カンタス航空専用国内線)
ターミナル3でもWi-Fiに関してはターミナル1や2と同様です。
荷物を預けることができるBaggage Storageがあります。Smartecarteという名前で到着エリアにあります。
ショッピングを楽しむようなお店は他のターミナルと比較すると少ないですが、レストランはサンドイッチやハンバーガーを扱うお店を中心に多系統もまんべんなくあります。
カンタス航空のサービス
機内持ち込み荷物・預け入れ荷物
まず機内持ち込み荷物は国内線か国際線か、もしくは国内線の行先によって許容量が変わってきます。
国際線の場合はエコノミークラスが7㎏1個まで、それ以外のプレミアムエコノミー・ビジネスクラス・ファーストクラスが1個につき10㎏まで総重量14㎏までです。
国内線のオーストラリア主要都市を結ぶフライトの場合は全クラスが1個につき10㎏総重量14㎏まで、それ以外の路線が全てのクラスで7㎏1個までです。
預け入れ荷物は国内線と国際線とで規定が異なります。さらに北米・南米発着のフライトは別規定が採用されています。
国内線の場合はエコノミークラスが23㎏1個まで、プレミアムエコノミーが23㎏2個まで、ビジネスクラスが32㎏2個までです。
ただし、カンタス航空の会員の場合は許容量が多く、その量も会員ランクによって異なります。
国際線の場合はエコノミークラスは30㎏1個まで、プレミアムエコノミーとビジネスクラスが40㎏、ファーストクラスが50㎏です。
こちらもカンタス航空の会員はランクによって許容量が異なっています。
機内の設備
席に向かうと各シートにブランケット・枕・ヘッドフォンが置いてあります。さらにエンターテインメントはタブレット端末で視聴可能です。各座席には充電用のUSBコンセントが2口ずつ設置されています。
飛行機内では無料のWi-Fiが利用可能です。メッセージの送受信は問題なかったですが、動画視聴などは厳しい印象でした。
機内はかなり冷房が効いているので寒いです。毛布は支給されますが、簡単に着脱可能なパーカーやスウェットを持っておくと体温調節しやすと思います。
機内食
カンタス航空の機内食はエミレーツ航空やカタール航空のような航空会社と比較すると量や品数が少なめなので、若干物足りなく感じますが、味はとても美味しいです。
容器もプラスチックの味気ない感じですが、紙ナプキンにカンタスのカンガルーのシンボルが入っているのは可愛いです。
このときはチキンのカレーライスとフォカッチャでした。
フォカッチャがふかふかで、ローズマリーの香りがほんのり香って美味しかったです。
こちらは短時間のフライトの時に貰える軽食です。プレッツェルとアーモンドが入っていました。
まとめ
ここでは南半球で最大規模でオーストラリアが持つカンタス航空(Qantas Airways)についてでした。
カンタス航空のサービスや機内食、持ち込み荷物の許容量についてや、さらにカンタス航空が拠点とするシドニーキングスフォードスミス国際空港の特徴やターミナルごとにある設備などの紹介もしています。
みなさんが航空会社を選ぶ参考になれたら嬉しいです。