ベルギーのフラワーカーペットというお祭りをご存じでしょうか。
世界遺産のグランプラス広場で2年に1度開催されるお祭りで、それを目的に世界中から観光客が首都ブリュッセルに訪れます。
ベルギーのフラワーカーペットとは
ベルギーのブリュッセルで2年に1度開催される祭典「フラワーカーペット」。
有名な観光地でもあるグランプラスという広場に生花を敷き詰めたカーペットが登場します。
公式サイトはこちらから見れます。
2024年は50周年のメモリアルイヤーで、
8月15日から18日までの4日間開催されました。
カーペットの面積は70m×24mの1680㎡。
一番初めのフラワーカーペットは1971年に作られ、その後1986年からは2年に1度の開催と現在と同様の使用となりました。
テーマ
2024年のグランパレスの23回目のフラワーカーペットでした。
様々な色のダリアで模様が作られました。
前回の2022年はアラベスクがテーマで、50周年のメモリアルイヤーでもありました。第一回目のフラワーカーペットと同じデザインで、ベゴニアやダリアを中心に菊などの花が用いられました。
2020年はコロナの影響で中止となりました。そのため2022年のフラワーカーペットは4年ぶりの開催でした。
2018年のデザインはメキシコをモチーフにし、伝統的なタペストリーとメキシコらしい色鮮やかな花をふんだんに使用したデザインでした。さらにこの年はブリュッセルのグランパレスがユネスコの世界遺産に登録された年でもあり、記念すべき年になりました。
2016年はフラワーカーペットが20回目を迎えたことと、ベルギーと日本の友好150周年を記念し、日本をテーマにした作品が作られました。1800㎡の枠に桜や松、竹。鯉、鶴などの日本を代表するモチーフを敷き詰めたデザインでした。
チケット
広場に入るだけであれば無料で、予約の必要もありません。好きな時間に来て、好きな場所から見ることができます。
ただ、建物の2階や少し高い場所から全体を見渡したい方はチケットの事前予約がオススメです。
フラワーカーペットの公式サイトからも購入が可能です。また当日に購入することも可能ですが混雑が予想されるためあらかじめ準備しておいた方がスムーズだと思います。
ライトアップ
夜になると簡単なライトアップとプロジェクションマッピングによるショーが行われます。2024年のショーの開催時間は21:30開始でした。5分程度ですぐ終わります。
このショーを見るためにすごい数の人が広場に居座るので、押しつぶされそうになります。しかも欧米人は背が高いので前の方にいないと全く見えません。
この時間になると光る風船を売りにくる沢山のおじさんが通りかかりますが、目の前で立ち止まってきたりするので、邪魔なときはちゃんとどいてもらってください。
問題は帰りです。ショーが終わる時間に人が溢れるように広場から出ていき、ライトアップを見に来る人もいるので、もみくちゃになります。広場から通りに抜ける道が細いのが原因です。容赦なくあらゆる方向に押されるので、広場で10-15分待ってから移動するのがいいと思います。
まとめ
ここではベルギーのグランプラスで2年に1度開催されるフラワーカーペットについて紹介しました。
毎回テーマや使用される花が異なるので、お花好きな人は毎回訪れるのもオススメです。