デンマークに滞在する場合必要になるCPRナンバーの取得する方法を紹介します。
ビザを発行した後に手続きすることになります。
Contents
CPRナンバーとは
そもそもCPRナンバーとはCentral Persons Registrationの略で、デンマークに90日以上滞在する人は国籍に関係なく保持しなければいけない番号です。日本のマイナンバーと似ています。
CPRナンバーを持っていることにより、銀行口座の開設・公共交通機関の割引・イエローカードの発行など様々なサービスを受けられるようになります。
CPRナンバー受取までの流れ
ここからはCPRナンバー申請から取得までの流れを解説します。
ビザの発行
CPRナンバーを発行する際にデンマークでの居住を認められた何らかのビザを持っている必要があります。そのためデンマークに長期の滞在を希望する人は、ビザを先に取得する必要があります。
ビザの申請がまだ済んでいない方はNew to denmarkからオンラインでできます。
オンラインでの申請方法と現地での生体認証について詳しく説明している記事もあるので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
ワーキングホリデービザもしくは学生ビザを利用する人が多いと思いますが、郵送されるビザの書類の中にCPRナンバーについての案内が同封されています。
CPRナンバーの応募用紙を作成
CPRナンバーを申請する際にも応募用紙に必要事項を記入して提出する必要があります。
ワーキングホリデービザの場合、ビザ発行を知らせる書類と共にCPRナンバーを貰うためにアクセスするURLが記載されています。
最初にCPRナンバーを申請するにあたって必要な書類のリストが記載されています。必要なものは国籍によって、主にEU諸国かそれ以外かによって異なります。
- パスポート / ナショナルID
- 居住許可証(EU諸国以外)
- 賃貸借契約書 / housing documentation
まずはEU諸国がそれ以外か問われているので、Non-EU countryを選択します。
居住許可証をすでに受け取っているか、という質問にはYesです。
その次のPerson IDはワーキングホリデービザの書類に記載されているので、その番号を写してください。
CitizenshipはJapanを選択し、下2つのチェック欄にチェックを入れてください。
続いて個人情報の入力に移ります。
名前・パスポート番号・生年月日・性別・日本での住所・デンマークでの住所をこのページで入力します。
Civil statusはほとんどの人がsingle(独身)を選択します。
家族を一緒にデンマークに渡航するか、という質問にはNoにします。
ここまで来たらCPRナンバーの申請完了です。
メールで申請完了のお知らせと、International House Copenhagenの予約の案内が来ます。
International House Copenhagenの予約をする
続いてInternational House CopenhagenでCPRナンバーを受け取るため、予約をします。火・土・日曜日は定休日です。
CPRナンバーの申請完了のお知らせメールにInternational House Copenhagenの予約するリンクが貼ってあるので、リンクから入って予約を入れます。
一度予約を入れてもキャンセルしたり時間変更も可能です。自分の予定が確定していなくてもとりあえず行けそうな日の中で一番早い日を選ぶのがオススメです。
予約確定のメールが届くので、予約番号を控えておきましょう。
International House CopenhagenでCPRナンバーを受け取る
予約した日時にInternational House Copenhagenに行きます。
入り口に発券機があるので、メールに記載されている予約番号を機械に入力して発券します。
生体認証をしたときのような流れを同じです。画面に自分の番号が表示されたら指定されたカウンターに行きます。
カウンターの方にパスワードを見せたらCPRナンバーが書かれた書類を受け取ることができました。それ以外にも今後必要な手続きの流れが書かれたパンフレットや地下鉄の無料券3回分を貰えます。
International House Copenhagenに入ってからは手続きを終えるまで5-10分程度でした。
アポスティーユ付きの戸籍謄本
デンマークのワーキングホリデービザの手続きについて調べると、多くの人はアポスティーユ付きの戸籍謄本が必要だったと書いてありました。
ただ、コペンハーゲンで手続きをした場合はHouse Confirmationの書類をオンラインのCPRナンバー申請時にアップロードし、実際に受取の際に必要だったのはパスポートだけでした。
まとめ
デンマークに3ヶ月以上滞在する全ての人が取得必須のCPRナンバーの申請から取得までの流れを説明しました。
ビザを発行・オンラインで申請・International House Copenhagenの予約・窓口で受取という流れでした。
手続き自体は簡単なので、みなさんもこの記事を参考にトライしてみてほしいです。