Cooking

パイ生地も煮りんごも、イチから作る「本格アップルパイ」のレシピ

アップルパイ

こんな見栄えの良い、インスタ映えするアップルパイを作ってみませんか?

今回のアップルパイのレシピは、パイ生地も煮リンゴもイチから手作りしています。
アップルパイのいいところは、スーパーで年中りんごが手に入るのでいつでも作れるところです。

このレシピではパイ生地も手作りですが、もちろん冷凍のパイシートでも作れます。
でも、たまには手間をかけてお菓子作りするのも楽しいですよ♪
失敗しづらくなるように、ポイントを抑えながら挑戦してみてくださいね。

アップルパイの煮リンゴ(りんごのコンポート)の材料

煮リンゴの材料

・りんご    1個
・水      100㎖
・砂糖     大さじ1
・はちみつ   大さじ1
・レモン汁   大さじ1
・バター    20g

はちみつを使うと、体にも良いですし、糖度が粗糖よりも高いので、少量で甘くすることができるます。
なければ砂糖を大さじ1ではなく、大さじ3加えてください。

レモン汁はりんごの色味を綺麗にしてくれます。

バターは味に深みが増し、煮りんごの表面が乾燥しづらくなります。
なければ入れなくても問題ありません。

アップルパイの煮りんご(りんごのコンポート)のレシピ

りんごをカットする

煮りんご

まずりんごを8等分の櫛切りにします。
櫛切りにした後に、芯を取り除き、皮を剥くと楽です。
さらにそのりんごを3等分にします。
カットしたりんごは塩水に漬けておくと、酸化して色落ちするのを防ぐことができます。

りんごは鍋に並べ、その上からバター以外の材料を加えます。

りんごを煮る

煮りんご

中火でりんごを煮ていきましょう。
ぐつぐつ煮立たせて、りんごはときどき混ぜる程度であとは放置してください。
水分がほとんどなくなるまでこの状態を続けます。

煮りんご

水分がすべてなくなると、りんごは表面にツヤがあり、黄色の色味が濃くなります。
これを合図にバターを加えてください。
バターがりんごの表面全体に行きわたったら火を止めましょう。

煮りんごを一晩寝かせる

煮りんご

できた煮りんごは皿に移して、粗熱を取ります。
はちみつとバターのおかげでツヤツヤの煮りんごが完成しました。

ある程度冷めたところで、皿にラップをかけて冷蔵庫で寝かせます。
冷めているときに味が染み込むので、冷やす工程は必ず行ってください。

アップルパイのパイ生地の材料

パイ生地の材料

・強力粉     100g
・薄力粉     100g
・塩       3g
・無塩バター   150g
・冷水      80g
・卵(仕上げ用) 1個

パイ生地作りでは、絶対にバターを溶かしてはいけないので、全ての材料は冷たいものを使いましょう。
バターは2㎝角にカットしたものを準備してください。

卵は焼く直前のアップルパイの表面にコーティング剤として塗ります。

アップルパイのパイ生地のレシピ

材料を混ぜる

パイ生地

まずは冷水以外の材料をヘラで混ぜます。
バターを切るように混ぜるので、ゴムベラのような柔らかいものではなく、木ベラやプラスチックのヘラを使うと便利です。
バターが1㎝角くらいの大きさになるまできり混ぜてください。

その後冷水を一気に加えます。
ここでも捏ねるように混ぜず、切るようにヘラで混ぜてください。
粉っぽさが残っているところで止めておきましょう。
生地がひとまとまりになっていなくても問題ありません。

すべての工程でバターが溶けていないことを確認し、少しでも柔らかいと感じたらボウルごと冷蔵庫に入れてバターが固まるまで放置しましょう。

冷蔵庫でパイ生地を寝かせる

パイ生地

先程作ったパイ生地をラップで包みます。
できるだけ長方形になるようにしてください。
ここでもバターの塊が大きいままで問題ありません。

この状態で冷蔵庫に1時間以上放置します。
煮りんごと一緒に前日に用意して置いても構いません。

パイ生地の層を作る

冷蔵庫で寝かせたパイ生地をめん棒で伸ばし、3つ折りにすることを繰り返します。
表面にその都度打ち粉をしましょう。

生地が柔らかくなったときは、冷蔵庫で30分程度休ませると硬い生地に戻ります。

生地を伸ばす作業は5,6回繰り返しましょう。
最初は大きな塊だったバターが徐々に生地に馴染み、表面も滑らかに扱いやすくなります。
この作業で、アップルパイのパイ層ができます。

あとはまな板くらいの大きさにパイ生地を伸ばし、ラップで包み、もう1度冷蔵庫で冷やします。

アップルパイの仕上げ

アップルパイの成形

アップルパイ

アップルパイの形に成形する前に、オーブンを200℃に予熱しておいてください。
低い温度で焼くと、中のバターのみが溶けだして、せっかく作った層がなくなってしまいます。
反対に高すぎる温度で焼くと、中に火が通る前に表面だけが焦げてきてしまいます。

アップルパイのパイ生地は、下の土台、編み込む部分、周りの飾りの3点作ります。

丸く型抜きしたパイ生地×1
20㎝程度の細長いパイ生地×14
カットしてください。

まず丸いパイ生地の外側の残して、事前に作っておいた煮りんごを載せます。
そのあとに中央の格子部分を縦方向に3本、横方向に3本、交互に編みます。
続いてアップルパイの外側を囲うように細いパイ生地を載せて、フォークで押さえましょう。
最後に三つ編みの飾りを外側に載せてアップルパイの成形は終了です。

三つ編みの飾りはなくても問題ありませんが、作ると見た目が可愛くなりますし、一気に凝ったお菓子に見えるので、作ることをお勧めします。
もちろん、インスタ映えもバッチリです!

アップルパイを焼く

アップルパイ

成形を終えたアップルパイの表面に卵を塗り、200℃に予熱しておいたオーブンで25分焼きます。
卵を塗ると、表面が色づきやすくなり、ツヤも与えてくれます。
インスタ映えを狙うなら必ずやってほしい工程です。

アップルパイの表面に卵液を塗っているので焦げやすくなっています。
焼き目がしっかりついてきたら、アップルパイにアルミホイルを被せて焼きましょう。

余った生地も一緒に焼くと、お菓子みたいになって美味しいです。

アップルパイまとめ

アップルパイ

今回はパイ生地と煮りんごを一から作るアップルパイのレシピを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ポイントはパイ生地のバターととにかく溶かさないことです!
あとはとってもシンプルで簡単なので、ぜひ作ってみてください。

-Cooking
-

© 2024 AN’s Diary Powered by AFFINGER5