みなさんは海外旅行をする際にSIMカードはどうしていますか?
ここではeSIMという、実際にSIMカードをiPhoneに挿入しなくても海外の回線が使えるSIMカードについて紹介します。
特にTrifa(トリファ)というアプリについて、使い方やアクティベートの方法など詳しく説明しているので、最後まで読んでいただけたらと思います。
Contents
eSIMとは
スマホ本体にあらかじめ組み込まれているSIM機能を利用して回線を変えることができるもので、通常のSIMカードとの一番の違いはSIMを実際に挿入する必要がない点です。
そのため、SIMカードだと購入後に届くのを待たなければならなかったのが、eSIMでは購入後すぐに使用できるようになりました。
また通常のSIMとeSIMの両方に対応しているデバイスであれば、日本の通信プランを利用しつつ海外用のSIMを入れて、旅行中だけ海外用に切り替えることも可能です。
eSIMのアプリ
eSIMのアプリは複数ありますが、Trifa(トリファ)とAiralo(エラロ)が有名です。
Trifa(トリファ)・Airalo(エラロ)両社共に200か国以上の国に対応しており、他のeSIMの会社と比較しても多いです。
トリファは日本の企業で2020年創業、対してエラロはアメリカの企業で2019年創業とどちらも比較的新しい会社です。
Trifa(トリファ)
決済通貨:日本円¥/アメリカドル$
対応言語:日本語/英語/中国語/韓国語
Trifa(トリファ)の特徴はセールがよく行われるところです。
自分がどれくらいデータを使用するかわからない人にも嬉しい、無料診断があります。自分がよく利用するスマホの機能(メッセージのやり取り/マップ/SNS)と旅行期間の2つの観点から最適なプランを提案してくれます。
トリファは選択肢の多さも特徴だと思います。期間だけでも3日・7日・15日・31日・60日あり、データ量はそれぞれの期間に3択あります。例えば3日は1GB・3GB・無制限、31日なら5GB・10GB・30GBの中から選択可能です。他のアプリは選択肢がここまで多くないので、スマホをよく利用する人しない人、旅行が短い人長い人、あらゆる人に合ったプランが存在するのがトリファの魅力です。
Airalo(エラロ)
決済通貨:アメリカドル$/イギリスポンド£/カナダドル$/オーストラリアドル$/ユーロ€
対応言語:日本語/英語/中国語/韓国語/スペイン語/フランス語 etc..
Airalo(エラロ)の魅力はなんといっても料金の安さです。
Trifa(トリファ)と比較すると安いことが多いですし、割引後のトリファの料金よりも安いです。
エアロには全世界という範囲のeSIMがあります。これはトリファにもアジアやヨーロッパなどのエリア全体で利用できるものがありますが、全世界はありません。この全世界用が長期的にいろんな国を周る人にかなりオススメです。136か国に対応していて、最も長期の365日のプランだと20GBで1万円ちょっとです。
ただエラロは短期間の旅行でたくさんデータ量を使用する人向けのプランが少ないです。1週間以内の旅行を計画していて、調べたりGoogleマップやSNSをたくさん使いたい人にはピッタリなプランがないかもしれません。
また、アメリカの企業ということもあって日本円での決済に対応していません。そのため決済の際には日本円から対応通貨の中のどれかに両替する必要があります。つまりeSIMの料金以外に両替の料金が上乗せされてしまいます。対応通貨の中のどれかを所持している人は両替料金がいらないので、お特にeSIMを購入できてオススメです。
番外編 楽天・Amazonから購入
eSIMは楽天やAmazonなどのマーケットプレイスからも購入できます。基本的にはアプリで購入する手順と変わりませんが、マーケットプレイスから購入した場合も郵送で送られてくるのを待つ必要はありません。
購入時に利用したアカウントのメールアドレスにeSIMのQRコードが送られてくることが多いと思います。このQRコードを読み込むために複数のデバイスが必要と書かれている記事も見かけますが、その必要はありません。
iPhoneの場合はスクリーンショットした写真を開いて、右下に表示される文字の読み取りボタンを押すと写真内の文字をQRコードだけが浮き出たように見えます。ここでQRコードをタップすると開けます。
Androidの場合はスクリーンショットをしてGoogleフォトの機能を利用してQRコードを開くことができます。
eSIMの購入方法
私はトリファを利用することが多いのでトリファについて説明しようと思います。
- 行きたい国を検索する
- 日数とデータ量を選択する
- カートに入れてカード情報を入力する
基本的に購入方法はどのeSIMを利用しても同じです。
eSIMのアクティベート方法
目的地に着く前にeSIMをアクティベートしておくと到着後に自動的に現地のデータに接続してくれます。
方法はとても簡単です。
- アプリの”設定”を開く
- データ通信
- ”eSIMを追加する”を押す
- ”QRコードを使う”を選択する
- ”詳細情報を手動で入力”
- 上2つの欄を入力する(コードはTrifaからコピペする)
- eSIMをアクティベートのページで”続ける”を押す
- モバイル通信設定完了のページで”完了”を押す
- 初期設定のeSIMの名前”個人”を”Trifa国名”に変更するとわかりやすい
まとめ
ここでは海外旅行に便利なeSIMについて紹介しました。
特におすすめのアプリ、Trifa(トリファ)とAiralo(エアロ)それぞれの特徴と、購入方法やアクティベートのやり方を解説しました。