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モンサンミッシェルの魅力|フランス世界遺産

今回はフランスの人気観光名所、モンサンミッシェル(Mont Saint-Michel)について紹介します。

世界遺産の1つでフランス人のみならず世界中から旅行客が集まる場所です。
ここではパリ市内からの行き方や修道院へのチケット予約の方法、オススメの観光場所、お土産情報を掲載しています。

モンサンミッシェルとは

まず簡単にモンサンミッシェルの歴史について簡単に説明します。

モンサンミッシェルはフランスのノルマンディー地方、サンマロ湾に浮かぶ島に建てられた修道院です。1979年には島を含めた修道院がユネスコの世界遺産に登録されました。

礼拝堂自体は708年に、修道院は966年に造設された。建設時は現在と同様に修道院として建てられたが、14世紀、イギリスとの間に勃発した百年戦争では要塞としての役割を果たしていた。18世紀、フランス革命後には監獄として使われ、その後長らく荒廃していた。1865年に再び修道院として復元され、そこから島と大陸を繋ぐ道路などの整備が整ったことによって現在の姿となった。

現在はその美しさを一目見るために年間300万人の観光客がモンサンミッシェルに訪れています。

フランスにはモンサンミッシェル以外にもたくさんの観光スポットがあるので、ぜひそっちの記事も参考にしてみてください。

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モンサンミッシェルまでの行き方

結論から言うと、パリ市内からモンサンミッシェルに行くにはRenne(レンヌ)を経由して向かうのがオススメです。

日帰り用直行便

一応フランス国内の電車やバスなどを検索できるOmioというアプリで確認すると、モンサンミッシェルのすぐ近くまで行く公共交通機関はないようです。近くのPontorson(ポントルソン)Gale de Dol-de-Bretagne(ブルターニュ駅)に停まる電車やバスはあるようですが、そこからタクシーなどでモンサンミッシェルに行く必要があります。

ポントルソンとブルターニュ駅までの交通アクセス情報を載せておくので、そこからタクシーや別の交通手段を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

価格移動時間
高速電車TGV55€2.5-4.5時間
高速バス28€3.5時間

ただ朝にパリからモンサンミッシェルに行って、その日の内にパリに帰ってきたいという日帰り希望の方にはオススメです。

のんびりRenne(レンヌ)経由

Renne(レンヌ)を経由する方法はオススメで、高速電車TGVも高速バスも1日にかなりの本数が行き来しているので、自分の旅行プランに合わせて予定を組みやすいと思います。

価格移動時間
高速電車TGV35€1.5-2時間
高速バス14€4-5時間

レンヌからはモンサンミシェルの手前までのバスが運行されています。公式サイトからバスのチケットが購入できます。モンサンミシェル行きの方面は午前に数本、レンヌ行きの方面は夕方に数本となっています。

keorisという会社が運営しています。レンヌ発モンサンミッシェル行きのバスは毎日8:45、10:45、12:45の3便で、モンサンミッシェル発レンヌ行きのバスは毎日11:00、17:00、18:00の3便です。

価格は大人の片道が15€で往復が25€26歳以下の片道が12€で往復が20€でした。公式サイトからも価格の確認が可能なので、ぜひ確認してみてください。

予約完了後に登録したメール宛に電子チケットとなるQRコードが送られてきます。乗車時は運転手さんにQRコードを読み込んでもらってから乗車してください。

修道院のチケットの予約方法

モンサンミッシェルの島への上陸は無料ですが、修道院を見学したい場合は事前のチケット購入が必要となります。厳密には現地での購入も可能ですが、事前購入しても列がものすごく長いうえに、チケット購入の列も長いので、2回列に並べるよという人は現地購入でも問題ないです。

旅行代理店からの購入も可能ですが公式サイトから入手するのが安心です。ガイド込みのツアーに申し込みたい場合はツアー会社から申し込みましょう。

チケットは大人が13ユーロ18歳以下の人は無料で入ることができます。ただし18歳以下でも無料のチケットを予約する必要があるので、注意してください。

ラ・メール・プラールのオムレツ

モンサンミッシェルの名物で日本でも有名なのがフワフワの”La Mere Poulard(ラ・メール・プラール)”のオムレツですよね。

2018年には創業130周年を迎え、歴史ある人気のレストランとして今も変わらず営業しています。

島の入り口のすぐ近くにレストランがあり、長蛇の列ができているのですぐにわかると思います。旅行番組でもよく紹介されているのを観ますが、卵を空気がたっぷり入るように規則的に混ぜてフワフワに仕上げています。

私の祖父が旅行好きで、フランスでこのオムレツを食べたことがあるらしいのですが、美味しくなかったと言っていました。あるフランス人の友人は卵しか使ってないオムレツに6-7000円払うなんてぼったくりだよ、しかも作るときの音を聞くとノイローゼになりそうだと言っていました。それでも興味があれば行ってみるのですが、行列に並ぶのが嫌なのとそこまで行きたい気持ちもなかったので今回は見送りました。

それでもやっぱりモンサンミッシェルといえばあのオムレツを思い浮かべる人も多いはずなので、そこでしか味わえない歴史のある名物を食べてみたい人には十分に試す価値があると思います。

オススメのお土産

モンサンミシェルのお土産でオススメなのはミニポスターです。ポストカードよりも一回り大きめのサイズで1枚1.2ユーロから購入できます。水彩画で様々な表情のモンサンミシェルが描かれており、お気に入りの1枚を記念にゲットしてみてはいかがでしょうか。

お土産にしてもかさばらないです。さらに大きいサイズのものや、名刺くらいの小さいサイズも販売されていました。小さいものは0.8ユーロですごく安いですし、スマホのクリアケースの間に挟むと可愛いと思います。

記念のものと言えばモンサンミシェルの島内からハガキを送るのもオススメです。オリジナルの消印を押してくれるので、家族や特別な友達、あえて自分宛に送るのも素敵です。私は水彩画のポスターの方がポストカードのデザインよりも気に入ったのでハガキは送らなかったのですが、郵便局はかなり混雑するので早めに行くことをお勧めします。

フランスの郵便局はLa Posteという黄色のマークで、モンサンミシェルの島の入り口をくぐってすぐの場所にあります。

まとめ

今回は世界遺産に登録されている人気観光名所のMont saint-Michel(モンサンミシェル)についてでした。

パリからは少し離れていますが、一度は訪れてみる価値のある素敵な場所です。
ここではパリからの行き方や修道院のチケットの購入方法、オススメのお土産などを紹介しました。

フランスに旅行予定の方はぜひ参考にしてみてください。

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