冬の醍醐味のひとつに中華まんがありますが、中でもスイーツ感覚で楽しめる”あんまん”のレシピを紹介します!
ふわふわもちもちの生地にぎっしり詰まった粒あんがとっても美味しい”あんまん”です。
あんまんの材料
あんまん1つで小麦粉40gの計算です。
今回の分量では、薄力粉+強力粉=320gなので、あんまん8個分できます。
・強力粉 80g
・砂糖 大さじ2
・塩 小さじ1/2
・はちみつ 大さじ1
・ドライイースト 2g
・ベーキングパウダー 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ2
・ぬるま湯 200㎖
・粒あん 200g
一般的なパン作りでは、薄力粉よりも強力粉の方が分量が多いので、それに伴って加える水分量も多いです。
しかし、あんまんないし中華まんは薄力粉の方が多く、薄力粉は吸収できる水分量が少ないので、加える水の量も少なめです。
あんまんのレシピ
あんまん生地を混ぜる
分量通りの材料をすべてボウルに入れて、ゴムベラでまんべんなく混ぜます。
見た目では水分量が多めのベチャベチャした生地です。
あんまん生地の表面までしっかり水分が行き渡ったところで、生地を台に移して捏ね始めます。
捏ねている感覚は、強力粉100%のパンよりも緩くて柔らかいです。
また、グルテンの繋がりが強くないのでちぎれやすいです。
この生地の表面が滑らかになるまで、しっかり捏ね続けましょう。
一次発酵
こういった中華まんは発酵時間少なめでいいので、今回のあんまんは室温で30分発酵させました。
あんまん生地はパン生地と同様に乾燥に弱いので、発酵中は生地に濡れ布巾かラップを被せて乾燥防止しましょう。
生地の大きさは約1.5倍に膨らみます。
パン生地と比較すると膨らみが小さいですが、触ってみた感覚としては空気を多く含んでふわふわとしています。
発酵後は生地を8等分にカットし、丸め直して傷んだ生地を寝かせます。
生地は10-15分ほど寝かせると、成形しやすい生地になります。
あんまんを成形する
コンビニのあんまんのように包む場合も、肉まんのようにひだを作りながら包む場合も、途中まで工程は同じです。
8等分しておいた生地をめん棒で直径約10-12㎝まで伸ばします。
生地を伸ばすとき、中心部分は分厚く、端の部分は薄く伸ばすことを意識します。
この生地を手で持ち、中心部分に粒あん50g程度載せてください。
コンビニのあんまん型にしたい場合は、端の生地を中央に寄せていき、綴じ目をしっかりつまむだけで完成です。
肉まん型にしたい場合は、端を餃子と同じ要領でひだを作り、最初のひだと最後のひだをくっつけるようにつまめば完成です。
肉まん型は少し難しいですが、慣れなので、8個分やれば徐々に上手にできます。
成形した生地は少しだけ発酵させます。
オーブンに発酵機能が付いている場合は40℃で10分、ない場合は室温で20分程度発酵させてください。
蒸す
あとは蒸すのみです。
今回は電子レンジの蒸し機能で20分間蒸しました。
天板は2枚同時に蒸しても大丈夫です。
あんまんまとめ
今回は冬の醍醐味”あんまん”のレシピを紹介しました。
食べ応えがあるのでご飯としても良いですし、スイーツとしても優秀なあんまんです。
ぜひ作ってみてくださいね。