セブ島への旅行を考えている方向けに、どんな服装をすればいいのか紹介します。
一年中常夏の島なので、基本的には涼しい恰好で問題ありません。
ただ、一言に涼しい恰好といっても、服装は様々ですし、場所によっては絶対に着ない方がいい服装もあります。
今回は、どの場所にどんな服装が適しているのか、またその理由も含めて説明しているので、参考にしてほしいです。
セブ島の気候
セブ島は、熱帯気候という気候帯に属しており、1年を通して蒸し暑いという特徴があります。
日本のような四季はなく、セブ島では1年を雨季と乾季に分けており、6-11月が雨季、12-5月が乾季という風に分類されています。
ただ、降水量で分類されているので、気温は年中高いです。
イメージとしては、日本の夏のようなじめじめする暑さです。
どの時期に訪れたとしても、服装は涼しさを追求することをオススメします。
現地の人々の服装
フィリピンを貧しい国というイメージを持つ方がいらっしゃるかもしれませんが、実際は貧富の差が激しい国というのが正しい認識です。
ごくごく一部の富裕層は日本人よりも圧倒的にお金を持っている一方で、フィリピン人のほとんどが分類される貧困層の人々は、スラム街で生活し、家すらなく路上で寝ている人も珍しくありません。
当たり前ですが、富裕層の人々と貧困層の人々とでは、服装が全く違います。
まず貧しい人達は、Tシャツかノースリーブにハーフパンツか短パンを合わせて、靴はビーチサンダルを履いています。スカートを履いている人なんでいませんでした。服も繰り返し使い過ぎて、汚れやほつれがかなり目立っていました。
打って変わって裕福な人達は、ワイシャツやブラウスに綿パンやスカートなど、人それぞれの多様な着こなしをしていました。靴もブランドのスニーカーを履いていたり、サンダルでもビーチサンダルではなく、オシャレなサンダルを履いていました。
さらに両者は生活する場所も違うので、私たちのような観光客はその場所に合った服装をするのが一番いいです。
貧困層の人達が多く集まる場所であまりにも場違いな服装で目立つと、ただでさえ日本人で狙われやすい私達はお金を盗られるリスクがさらに上がります。
では、セブ島を観光するとき、どの場所でどのような服装をするといいのでしょうか…?
場所に応じた服装
観光客である私達が安全にセブ旅行を楽しむためには、場所に応じて適切な服装をすることはとても重要です。
目立つべきではない場所もありますし、リゾート気分を存分に味わって良い場所もあります。
滞在しているホテル
セブ島の旅行者は、リゾートホテルに泊まる方も多いと思います。
大きなプールが付いていて、ディナーが食べられるレストランやバーなんかが併設されているようなホテルです。
そんなホテルに滞在していて、ホテル内のサービスを利用するだけの日はオシャレで派手な服装でも問題ありません。
むしろ、バーやレストランを利用するときは、多少きちんとした清潔感のある、女性であればワンピース、男性であればカジュアルスーツみたいな服装の方が良いと思います。
ホテル内の人はスタッフの除けばそのほとんどが観光客であり、大抵のホテルの出入口には警備員が配置されているため、怪しい人は入ってきづらくなっています。
ただ、100%は入れないわけでもないので、ホテル内は特に怪しまれない服装で過ごしましょう。
ショッピングモール
セブ島内のショッピングモールは、「Ayalaモール」「SMモール」「SM Seasideモール」の3か所が有名どころです。
セブ旅行の間に1度はこの内の1箇所は行く機会があると思います。
結論から言うと、ショッピングモールは観光客、もしくは裕福な人が集まりやすいです。
一度入ってみるとわかりますが、清潔感のあるきちんとした服装の人しかいません。
理由は、ショッピングモールの出入口や各店舗の出入口に警備員が駐在しているからです。
ショッピングモールの出入口では、バッグの中身もチェックされるなど厳重に警備しています。
なので、中に入ってしまえばかなり安全です。
服装もホテルと同様に派手めな服装をしても、そこまで目立ちません。
女性であればワンピースやブラウス、スカートを着ても大丈夫ですし、男性であれば柄シャツやスラックスなどを着るなど、各々のファッションを楽しんでください。
ただ、ショッピングモール内は空調が効きすぎていてむしろ寒いです。
女性は冷え性の方が多いので、羽織りを持っておくと安心です。
街中の飲食店やスーパーマーケット、コンビニ
これらの場所は、上記の2箇所に比べると安全度はかなり落ちます。
理由は、現地の人達の出入りが活発な場所だからです。
観光客らしい服装は絶対にNGです。
なるべく現地の人達に馴染む服装を意識することが大切です。
暗めのTシャツにジーパンや短パンを合わせて、ビーチサンダルを履くのがオススメです。
アクセサリーも付けない方が良いと思います。
バッグの中身もできるだけ必要最低限に減らて、バッグを盗られたとしても被害が少なく済むように対策しておきましょう。
まとめ
冒頭で書いたように、基本的には涼しい服装で問題ありません。
ただ、飲食店やコンビニのような現地の人もよく利用する場所に行くときは、なるべく目立たないように現地の人に馴染む服装を心がけましょう。
あとは、いくら年中暑い国とは言え、ショッピングモールなど室内は空調がかなり効いているので、羽織るものを1つは持っていくことを忘れずに。